2008年12月28日
LE2008_#改良
(てるさんブログでその大筋はネタバレしていますが、) 6th PPS終了後、急ぎ地下鉄大江戸線で「蔵前駅」を目指します。目的は、APS-3/LE2008の改良依頼。当方のフィーリングにどうしても合わない。撃っていて「何か」がシンクロしない? フィールに欠けている部分は何なのか? 命中率はいいと思いますがなぜかおもしろくない? そして、その足りない部分が次第に判明していきました。それは...
撃っているという行為に対してシンクロしない何か物足りない部分とは、トリガーフィール、初速、サイティングの3つから来る不満です。当方所有の「APS-3/蔵前工房舎master'sコンプリート2」をレギュラーとして使用している現状では、このコンプ2が当方の水準。各部に手を入れている為、見た目には「ノーマル」に見えますが中身は別もの。同時に「コンプ1」と呼んでいるAPS-3は完全なノーマル。しかし、亜鉛合金ストライカーへ実験的に「2mm径ボールベアリング」を仕込みました。現状、バレルは実験的にアキュラシー比較の為、ノーマルのモノ/6.15mm径。グリップもオリジナル。サイティングはコンプ2に類似。わずかにストライカー系材質違いから来るトリガーフィールと初速はコンポ2には及びませんが、同等の命中率。
対してLE2008は...トリガーフィールは? コンプ1ともコンプ2とも異なるモノでした。パワー不足を思わせるストライカーの走り方?物足りなさは隠しきれない感じです。販売当日、いち早くその違和感とも覚えるような感覚に我慢ならず、亜鉛合金ストライカー/ボールベアリングをオリジナルの「2.4mm」から「2mm」へと変更。そして、稼働各部に注油を施こすオーバーホールを行ないました。その後の試射では、評価出来ずに時間を置いて様子を見ます。ドライファイア変わりのストライカーコッキングでトリガーフィールを確かめる日々。こちらの方は申し分なかったと思っていたのですが...時間が立つにつれやはり感覚的に「違う」という感覚に陥ります。同時に時間の許す範囲での実射。蔵前BB弾/0.28gでの着弾位置が思うように定まりません? 初速計測もした上で、「クリーンヒッター弾/0.25g」での試射。結果は上出来! ...と思っているとなぜか変な着弾が時折ある? その後の初速計測でも当初のような安定は有りません。時折、とんでもない数値を記録。これでは弾を変更しても意味はなし...なにより6時照準出来ない印象を強く受けました?これは、当方の射撃目線位置からくる問題だと思っていましたが、コンプ2と比べてもあまりに変? やはり何かを変える事でしか変更出来ない事がありそうと感じます。では、何をどう変えればよいのか???
いろいろ考えた結果、APS-3 LE2008の存在は「基礎となる特殊部品をまとった記念モデル」という事を定義付けして、その未知数的なアキュラシーへのパフォーマンスを求める方がよいという事に結論付けました。個人的には強い思い入れをもって登場を待っていたのですがちょっとかわされた気もします。(あまりに思い入れが強すぎた為に幻想を抱いていたのかも知れません)
さて、交換出来るパーツはと探ります。いろいろな事を考慮しても、SUSストライカー以外有りません。しかし、ポン付けではあまりに効果なしは目に見えている。ここは蔵前工房舎/匠に再び頼ろうと連絡を入れ、工房を訪ねました。

驚いたのは、既にLE2008を解体分析して「LE2008コンプリート/ライトチューンタイプ」のプロトを試作、完成されていた事です。まずは、初速計測とそのプロト機との比較。これは言葉では言い換えられません。一言で言うなら「シンクロできるフィールを持った銃」という事。上限的にはいろいろ有りますが、匠との相談の結果、LE2008の封印を解き、当方のコンプ2と同等改良を施す事を依頼。ここまでの改良を各ステージ別に施してきた事を時間枠内(営業時間)で、それも残り数時間というリミットを覚悟の上で全て施す訳ですから、匠も気合いが入ります。当方もそれなりの覚悟をもって依頼した為、その行程をすべて見たいと申し出て、合流した「てるさん」「ぽてちんさん」を残して、向かいの工房へ。
そのドアを開けた瞬間、工房の中央でナカヤ製ウッドグリップ装着の当方LE2008を片手に、いつとなく匠の険しい視線が突き刺さります。
そうここから同時並行した「たいへんな共同作業」の幕開けでした。
続く.....
対してLE2008は...トリガーフィールは? コンプ1ともコンプ2とも異なるモノでした。パワー不足を思わせるストライカーの走り方?物足りなさは隠しきれない感じです。販売当日、いち早くその違和感とも覚えるような感覚に我慢ならず、亜鉛合金ストライカー/ボールベアリングをオリジナルの「2.4mm」から「2mm」へと変更。そして、稼働各部に注油を施こすオーバーホールを行ないました。その後の試射では、評価出来ずに時間を置いて様子を見ます。ドライファイア変わりのストライカーコッキングでトリガーフィールを確かめる日々。こちらの方は申し分なかったと思っていたのですが...時間が立つにつれやはり感覚的に「違う」という感覚に陥ります。同時に時間の許す範囲での実射。蔵前BB弾/0.28gでの着弾位置が思うように定まりません? 初速計測もした上で、「クリーンヒッター弾/0.25g」での試射。結果は上出来! ...と思っているとなぜか変な着弾が時折ある? その後の初速計測でも当初のような安定は有りません。時折、とんでもない数値を記録。これでは弾を変更しても意味はなし...なにより6時照準出来ない印象を強く受けました?これは、当方の射撃目線位置からくる問題だと思っていましたが、コンプ2と比べてもあまりに変? やはり何かを変える事でしか変更出来ない事がありそうと感じます。では、何をどう変えればよいのか???
いろいろ考えた結果、APS-3 LE2008の存在は「基礎となる特殊部品をまとった記念モデル」という事を定義付けして、その未知数的なアキュラシーへのパフォーマンスを求める方がよいという事に結論付けました。個人的には強い思い入れをもって登場を待っていたのですがちょっとかわされた気もします。(あまりに思い入れが強すぎた為に幻想を抱いていたのかも知れません)
さて、交換出来るパーツはと探ります。いろいろな事を考慮しても、SUSストライカー以外有りません。しかし、ポン付けではあまりに効果なしは目に見えている。ここは蔵前工房舎/匠に再び頼ろうと連絡を入れ、工房を訪ねました。
驚いたのは、既にLE2008を解体分析して「LE2008コンプリート/ライトチューンタイプ」のプロトを試作、完成されていた事です。まずは、初速計測とそのプロト機との比較。これは言葉では言い換えられません。一言で言うなら「シンクロできるフィールを持った銃」という事。上限的にはいろいろ有りますが、匠との相談の結果、LE2008の封印を解き、当方のコンプ2と同等改良を施す事を依頼。ここまでの改良を各ステージ別に施してきた事を時間枠内(営業時間)で、それも残り数時間というリミットを覚悟の上で全て施す訳ですから、匠も気合いが入ります。当方もそれなりの覚悟をもって依頼した為、その行程をすべて見たいと申し出て、合流した「てるさん」「ぽてちんさん」を残して、向かいの工房へ。
そのドアを開けた瞬間、工房の中央でナカヤ製ウッドグリップ装着の当方LE2008を片手に、いつとなく匠の険しい視線が突き刺さります。
そうここから同時並行した「たいへんな共同作業」の幕開けでした。
続く.....
2025年(令和7年)、新年御挨拶 !!
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_補足事項
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#3
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#2
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#1
APS本大会 _ Hand-Gun分析 _「使用銃」
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_補足事項
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APS本大会 _ Hand-Gun分析 _「使用銃」
PPS&蔵前工房舎訪問&忘年会、お疲れさまでした。
私のLEも蔵前工房舎で装着したOKパーツマウントアダプターで”気持ちよく狙える”銃になりました。手持ちのAP200と比較して、ブルズアイではやや劣るものの、その他のシルエット、プレートはLE優勢だと感じています。私のLEの弾速はmasterさまのLE改より劣りますが、AP200との兼ね合いから当分現在の仕様で撃ち込もうと思います。
「忘年会」とは既に「トラックバック」済み。
念の為、リンク張りました。
6th PPS 優勝おめでとうございます。「場の主」の発動、お見事でした。その後の蔵前特訓会も見事なオーラでしたね。
カスタマイズ=主の思念、フィールに合う形へ改良するという事なのでどれが正解であるかは、その主によって千差万別です。その時々によってその姿、形を変更できる万能銃なら良いのですが、APSという特殊枠では、そうはいきません。
OKパーツ/マウントアダプターの件は、ラッキーでしたね。しばらくは市場に有ると思いますがこれ以降を考えると「現状在庫分」ということで製造終了は寂しい事です。
当方は年末年始、バシバシ撃ち込もうと思います。新年も「特訓会を兼ねた新年会」を行なうべく企画中です。その際は、参加の程よろしくお願いします。
来るべく2009年がぽてちんさんにとって、幸多い年でありますよう、また、来年もよろしくお願いします。