2008年09月30日
APS#改03
話を始める前に、私なりの「カスタム」に関する考え方を提示しておく.....
基本性能が「ある程度」のレベルに有る製品の一部分を変更する事は、大きなリスクを伴うことがある。当方では、そのリスクを十分承知した上でカスタマイズを行なっていく事にした。
そのくらいの覚悟が無ければこの先発生するであろうと思われるリスクを背負う事は到底出来ないと思ったからだ。ずいぶんと大げさに聴こえるかもしれないが、モノをカスタムする事で完成された製品のバランスが著しく崩れるモノも有れば、1つのカスタムが次のカスタムを欲するモノもある。
部品を入れ替え、カスタムする事の本質を十分理解したうえで、APS-3カスタムブログを始めていこうと思う。
一年前のブログに私自信が書き込んだ言葉だ。改めてカスタムする事の本質に気付かされた。同時に過去の自分に助けられている事と、自分が行なっている選択が間違っていないと確信した。
さて、話を元に戻す事にしよう。インナーバレル切断はわずかに先端1mm弱。テーパーが掛かった先端のみを切り落とした。(さすがに匠です!!)
ここではどうしてテーパー部分を切り落としたか、私也の解釈で説明する事にする。
内径6.08mm(実測するとなんと6.07mm!!)のインナーバレル先端ではテーバーによってわずかながら気流が渦を巻く。ラッパ状にテーバーしている状態で、タイトなバレルからの空気の流れは全面に押し出されバレルを抜け出た瞬間、バレル側壁を伝い四方八方へ逃げていく。これがバレル中心とパッキンで保持されたBB弾の中心点を結ぶ延長上にエアーの排出口があるのなら問題はないのだろう。均一に押し出されたエアーは、バレル内面を空気の壁となって伝い、やがてBB弾にぶつかるものとわずかな隙間を伝うものとに別れる。わずかな隙間を伝うエアーが先に先端から排出され、少し遅れてBB弾は押し出され発射される。ここまでは、どのエアーガンでもテーパーバレルを使用したモノは同じだと思う。
しかし、新構造の蓄圧式エアーの流れがこれとちょっと違うとしたらどうだろう?
続く.....
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