2011年05月12日
5.7APS公式記録会_#最終章

今回のライフル公式戦では根本的に改良を加えたフォームで臨みました。結論を先に言うなら試した価値有りでしたね。まだまだ改良は必要でしょうがしばらくはこのフォームで試みる事にしています、この話は追々ブログで綴る予定です。
さて、ムーバーの射順が回ってくる頃、会場内は少し暑くなっていた気がします。ムーバーは連続的な射撃の為、ある一定のリズム感が必要だと感じています。この日は一往復の試射で少し上がり気味な弾道を見極めた上で本射にはいりました。しかし、弾は左右にズレ事無く上下に散っていきます?「今のは上だ」、「今度は下か...」とスコープから得られる映像情報を呟きながらワンステージが終了してしまいました(汗...)
今回は第二ステージに映る前にマガジン交換をする時間を設けました、ここ迄は足元が揺らぐような感じは有りません。なのにヒットが少ないのは何か原因があるに違い有りません。
そんな第二ステージは、第一ステージの反省から狙点を若干変更しました。仲間内で通称「車庫入れ」と呼ばれるターゲット格納直前の待撃ちの為、担当ジャッジもターゲットストップまで油断できない采配に有ります。射手のスコープ越しには格納寸前でヒットしているものの、肉眼では格納後のヒットに見えるのでしょう。時折、ジャッジも「うぉ!」「うぁ」と小さな声を発しているのが耳に残ります。
そんなムーバーの結果は…
1st / ○○○×× ×○××○ = 5 Hits
2st / ○××○○ ×○○○× = 6 Hits
よろしくない結果ですね(涙)
1st / ○○○×× ×○××○ = 5 Hits
2st / ○××○○ ×○○○× = 6 Hits
よろしくない結果ですね(涙)
競技終了後、身体が異様に暑いのは緊張していたせいでしょうか、うっすらと額に汗が!
ブルズアイは最近調子を上げている競技です。試合前、練習時に見せたモノが再現出来れば高得点が期待できマスが、ここで白身0点を撃つとメンタル的なダメージは計り知れません。慎重になれば、なるほど筋肉は硬直して思いがけないミスを生みやすいものです。実を言うといつもなら10点圏に張るシールも今回は張り忘れました。
今回は上下に揺れながら揺れ幅が小さくなり始めた頃合でトリガー操作を丁寧に行ないました。8倍率のスコープでも確実な着弾点が見えていた気がしていますが、圧式シール/ブルズアイターゲットでは会場内照明下で8倍率スコープを通しても弾痕自体は見え難く感じました。それでも手応えは十分あります。「見えない時はオンラインか、集弾してるのさ!」と言い聞かせて、第一ステージを終えました。ターゲット交換して戻ってくるジャッジへも「見ない、見ない」とアピール、大きな深呼吸を一つ、「はい!」とジャッジへの合図を発してから第二ステージが始まります。
ここまではフライヤーもなく順調です。途中、スコープ内の揺れが大きくなり始め、「ちょっと苦しいよなぁ」という気持ちが頭をよぎります。その瞬間、別の自分が「少しなら呼吸してエエんよぉ、お気楽でイカなあかん!!」と呟きます。「アカン、アカン! 少し呼吸せなぁ!」と呼吸する事を意識して、随分気持ちが楽になりました。そして、これが最終弾と思った時、グワァーンと足元が揺らぎます。その時は撃発寸前だった為、タイミングを見計らう事なく弾はターゲットへ。「しまった!」と思っいながらスコープ映像では弾痕を確認する事は出来ない状態でした!おそらくフォーム自体を一定時間、保つ事が出来ない事が原因でしょう。
結果は第一ブルズ/50-2x、

第二ブルズ/43-2x、危なげな5点は最終弾(大汗)

(2011/5/13.写真アップ!!)
第二ブルズ/43-2x、危なげな5点は最終弾(大汗)
(2011/5/13.写真アップ!!)
残るはプレート競技のみ。ここまでの点数からすると目的点を得るが為には「57点」、大きなプレッシャーが掛かります。このプレッシャーを打ち消す試みとしてiPodで一息、好きな音楽を聞く事で心に余裕を造り出す事が判りました(癒されましたね!)
ジャッジ休憩を挟み、競技再開です。「白身は外さない!」と自分に言い聞かせて少しブレ気味なサイティングで撃発を繰り返します。少し危なげな、擦ってターゲットが倒れるモノも有りましたがジャマーまではたどり着きました。スタンスをジャマー寄りにとってサイティングするとスコープ内にターゲットが有りません? スタンス移動を失敗しているためです。気を取り直して再びスタンス・インしても足元がぐらつき始めています。落ち着いて深呼吸でもすれば結果は変わっていたかも知れませんが、そのままの射撃で大ジャマーに着弾してしまいました。
プレート1st / ○○○○○ : ×- - = 15点
「終わっちまったなぁ」と緊張感は薄れていきます。目的を失った射撃ほど怖いモノは有りません。こういう場合は直ぐさま次の目的を造り出すのが良いと思い、「第二ステージくらいは満足いく射撃をしよう!」と心に誓いました。
第二ステージでは第一ステージとは全く違う心意気で撃つ事が出来たと記憶しています。それでも小ジャマーはクリアーならず、これで競技終了となりました...
プレート2st / ○○○○○ : ○○× = 24点
合計は154点-4x、4月に行なわれた公式会より得たモノは数多くあります。あとは7月の本大会を残すのみ、ちょうど良い機会と思い、現行ライフルから数カ所変更を行なう事に決めました。改良され新たなる愛機を手に新たなる目標を達成したいと思います。
当日、参加されたシューター、
JASGスタッフの皆様、お疲れさまでした!
JASGスタッフの皆様、お疲れさまでした!
=== 2011.5.7 JASG/APSライフルクラス公式記録会参戦記 ===
2025年(令和7年)、新年御挨拶 !!
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_補足事項
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#3
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#2
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#1
APS本大会 _ Hand-Gun分析 _「使用銃」
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_補足事項
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#3
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#2
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#1
APS本大会 _ Hand-Gun分析 _「使用銃」