2010年12月29日

LEである為に!? 前編

先日の予告どおり、APS-3 0R(2010 Summer)と比較してみました。

LE 11/機関内部はシアーA&BがSUS製になっているため、すばらしいトリガーのキレです。出荷時ではトリガー第一ステージのアソビ幅が最大で不満が有りますが、限りなくアソビ「0」付近に調節する事も可能です。個人的にはキレが少し柔らかい方が良いと思いますが、削り調節無し/無垢なシアーでは仕方なく、少し「堅い」感覚が残ります。

アウターバレル自重100gの効果で重量バランスは、LE08とは全くの別モノです。このバランスは重くなく、軽くなく理想としていたモノのようです。このアウターバレルのおかげで、APS-3 0R等で感じられていたストライカーがフレームに衝突した際に発生していた振動を緩和する効果もあるようです。衝突振動を緩和という意味においては、滑りが速いベアリングストライカー仕様を見送った事も効果的に働いているようです。

ポンプ部を見てみましょう。レバー最大開放角度時の写真です。
(右/LE11、左/2010 Summer)
LEである為に!? 前編
この写真を見る限りなんら相違はありません。

コンプレスト開始直後の写真です。
LEである為に!? 前編
ピストンの縮み幅が若干異なって見えませんか?

写真をアップ、ポンブ部を近づけてみましょう。
LEである為に!? 前編
銃口が逆を向いてしまいますが、ポンプ部の縮み幅は肉眼でも異なる事が確認出来ます。

幅に赤ラインを入れてみます。
LEである為に!? 前編

ノギスで計ると、1mmの違いが有りました。

続く...





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Posted by Master You  at 21:01 │Comments(0)APS

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