2025年01月01日
2025年(令和7年)、新年御挨拶 !!

新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログよろしくお願い致します。
本年も当ブログよろしくお願い致します。
APS撃初めは1/4 土曜、東所沢BATON Rangeにて
所沢APSシューティングクラブの例会からSTART。
そして、1/5 日曜 富士見市立ふじみ野交流センターにて、
富士見スポーツシューターズ主催のAPSライフル練習会に参加。
インフルエンザが蔓延中の為、感染対策は万全を期します。
まずは、1/13 月曜祭日開催の東京スポーツシューターズ主催、
初・APSライフル公式に向けて良きパフォーマンスが発揮出来ることを目指します。
では、皆様、健康第一で
良い年をお過ごしください!!
良い年をお過ごしください!!
2024年10月04日
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_補足事項
本来なら昨日のHand-Gun参戦記#3で終了だが、補足事項を備忘録として書き込んでおく。
上記した通り、射撃の無課金おじさんって何だ? と違和感を感じた。同時にエアピストル射撃に用いられている装具は如何なる効果を射手に与えているのか? という単純な疑問。その疑問の半分以上は、既に重課金したライフルの身体装具で答えが出ているのだが、ハンドガンではいかなるものなのかと新たな疑問が生じた。
野球やサッカー等ではスパイクシューズ、ゴルフではゴルフシューズ、テニスではテニスシューズ。バスケット・ボールではバスケ・シューズ。陸上競技でも数多くの競技に対して専用シューズが必ずある。例えば数年前、箱根駅伝でも某大学選手全員が履いて優勝して話題になったあのピンクのマラソンシューズ。ここで書くまでもなくその効果は絶大なものだ。
モータースポーツの世界でもバイクではバイクブーツ、カーレーシングでもレーシングシューズなるものがあり、極限状態で脚部先端への情報伝達に活躍しているのは周知の通りだ。このようにスポーツ競技全般ではその競技に対しての専用シューズが必ず存在しているのが現状だ。
そして、今季はエアピストル用のシューズを導入して本大会に臨んだ。結果、重課金は充分な効果をもたらすモノだったと記載して筆を止める。
本大会も終了してひと段落している諸氏も多いと思うが、もうすぐ次の戦いが始まる。

それに備え再び密かに爪を研ぐ事に徹する。目標は次のバッジへの昇格ラインを超える事。射場以外の生活の場においてもトレーニング出来る術を得たので日々精進欠かさぬよう努めたい。
「無課金で高得点を狙えるほどAPSは甘くない !!」
「その先にあるオリンピック競技エア射撃ならなおさらだ!!」
「その先にあるオリンピック競技エア射撃ならなおさらだ!!」
上記した通り、射撃の無課金おじさんって何だ? と違和感を感じた。同時にエアピストル射撃に用いられている装具は如何なる効果を射手に与えているのか? という単純な疑問。その疑問の半分以上は、既に重課金したライフルの身体装具で答えが出ているのだが、ハンドガンではいかなるものなのかと新たな疑問が生じた。
改めてここで、皆さんに質問する。
「APSハンドガンで身体の動きを制御する装具は何だろうか?」
「APSハンドガンで身体の動きを制御する装具は何だろうか?」
ヒントは「スポーツ全般と射撃で唯一共通部分がある装具、それは何か?」。
私なりの答えは !!
↓↓↓
「シューズ」=「靴」だ。
↓↓↓
「シューズ」=「靴」だ。
野球やサッカー等ではスパイクシューズ、ゴルフではゴルフシューズ、テニスではテニスシューズ。バスケット・ボールではバスケ・シューズ。陸上競技でも数多くの競技に対して専用シューズが必ずある。例えば数年前、箱根駅伝でも某大学選手全員が履いて優勝して話題になったあのピンクのマラソンシューズ。ここで書くまでもなくその効果は絶大なものだ。
モータースポーツの世界でもバイクではバイクブーツ、カーレーシングでもレーシングシューズなるものがあり、極限状態で脚部先端への情報伝達に活躍しているのは周知の通りだ。このようにスポーツ競技全般ではその競技に対しての専用シューズが必ず存在しているのが現状だ。
そして、今季はエアピストル用のシューズを導入して本大会に臨んだ。結果、重課金は充分な効果をもたらすモノだったと記載して筆を止める。
本大会も終了してひと段落している諸氏も多いと思うが、もうすぐ次の戦いが始まる。

それに備え再び密かに爪を研ぐ事に徹する。目標は次のバッジへの昇格ラインを超える事。射場以外の生活の場においてもトレーニング出来る術を得たので日々精進欠かさぬよう努めたい。
- 終 -
2024年10月03日
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#3
ここシルエット・レンジも補助灯が設置されているのでブルズアイやプレート射場同様、明るいのだがバック・スクリーン・コントラスト関係(上/水色、下/濃紺)で他のレンジより明るく感じる。やはりダッドサイトの照度をひとつ上げた。今季はエンジョイではなく、ガチで行くと決めた事でシルエットに対しても対策を行っている。それは10mからのスタートだ。高得点の10mが当たらなければ何も始まらないと自分への約束事とした。これも練習を何度も積み重ねた結果なのだ。
メインジャッジのスタート号令後、大きなため息を吐き出して、呼吸をした後で大きく目を見開いて何かを決断したかのようにゆっくり腕を挙げる。そして、ゆっくり下ろして狙点を見定める。見定めと同時にトリガーを絞る。両手で構えているとはいえピストン・スプリング形式のMk3 シリンダー衝撃はAPS-3の比ではない。そのショックを上手に受け流すと、特殊白塗装された10mのアルミアングルが宙を舞う。ターゲットへの鈍いヒットオンと続く鉄柱への金属衝突音が心地よい。しかし、シルエット対策は不十分な部分もあっての本大会参加なので運良ければ満射という結果になるだろうが、ここは緊張感漲る(みなぎる)本大会の射場。運よりは実力が物言う場なのだ。なのでミスしたらミスからの情報を得て立て直すしかない。9mは下へ着弾してミス。そのミスを立て直して3発目はヒット。残りは2発だが状況を加味すると少し不安がある。4発目はその不安が出て下着弾。5発目はリカバリー的な8mになるがヒットしてシルエット・スタンディングを終えた。
「ブルズアイもそうだったが、少なからずBB弾のせいもあるやもしれぬ」
シルエット・プローンの準備を行いながら不安は拭えない。去年辺りからBB弾の大きさ選別は止めた。弾の大きさや重さに対する飛びの影響は少なからずあるが、同じ重さ、大きさ選別の有無での練習点取りを比較するとゼロではないが大差ない。重さに対しては排出されるエアの関係上、飛びの影響は多々ある。弾の関係による要因はあるだろうが、本番の場で考える事ではない。即座にその考えを打ち消してプローンに集中した。
プローンでは「全殲滅」を目指す意気込みがある。鼻息も上がっていたのかも知れぬ(笑)。プローンのバックスクリーンは濃紺の為、特殊白塗装されたアルミアングル辺はコントラスがくっきりして綺麗に見える。プローンも10mからのスタートとしている。狙点やトリガーの絞りに問題ない。しかし、慎重に放ったBB弾は思わぬ方向へ飛んで行き、鈍い音をバックスクリーンで発てる。「なぜだ?」疑心暗鬼の始まりだ。あれほど自信をもって放ったものが意図しないところへ飛んでいった。狙点がズレていると言わざる得ない。眼鏡を正して今一度ダッドサイトを覗き見るとその謎が解けた。床がフローリングされているのでいつもより固く少し低い。当然ダットサイトを覗き見る位置も異なる。ならば首位置を少し変更して同じ狙点を撃てば当たるはずだ。理論上、判っている事が正しいかは実際に撃ち、ヒットして証明しなくてはいけない。2発目は多少勇気がいる射撃となる。
緊張感が加わっているトリガーへの絞りに注意して、意図的に狙点を左よりにした。予想通り見事なヒットだ!!
9mへの3発目も何ら問題ない。そして4発目の8mで悪夢は再び起こる。10mと同じようにターゲットの上を掠め(かすめ)もせず飛んでいく。最終5発目は狙点を下に修正、首位置も変更して放つがヒット音が聞こえない。ところがダットサイトの中でその8mのターゲットが「クンッ」と妙な動きをしたのを見逃さなかった。つかさずパーソナルジャッジに「あの8mはヒットですか?」と問いかける。ジャッジ位置からは判別できないようなので「競技終了後、確認させてください」との返答。射撃姿勢を解き、正座してからの射場位置では手前にあるターゲットよりちょっと低くなっているので倒れているのだろう。「あれはヒットだな」と手応えを感じて射場内に入ったジャッジの確認を待った。そして「倒れているのでヒットです!!」とのジャッジの声。
シルエット得点確認サインでも手の震えなどはない。全てが終わった安堵感で緊張感が薄らいでいく。「いやー、これがAPSの醍醐味ですね。堪能させていただきました。ありがとうございました。」とジャッジに感謝の言葉を伝え、席に戻った。退室の準備をしてもしばらくは動けないほどの疲労感に包まれていた。
競技結果は、ブルズアイ93-5x、プレート13枚/52点、シルエット15.15 #30点 、TOTAL 175-5x。
本体会での自己記録更新だ。退出時、入口のスクリーンに張り出されているリザルトを見る限りではHDグループ内でフリー1位、終了したHA~HDグループのフリーの中では暫定1位だ。そしてHF終了時ではフリー暫定2位、グランドマスタークラスが登場したHGグループを加えると下位転落となっていくが、総合6位に留まった。(←退館時での暫定順位の為、当日の打ち上げ終了後に JASG リザルト公開で順位確定を知った)
メインジャッジのスタート号令後、大きなため息を吐き出して、呼吸をした後で大きく目を見開いて何かを決断したかのようにゆっくり腕を挙げる。そして、ゆっくり下ろして狙点を見定める。見定めと同時にトリガーを絞る。両手で構えているとはいえピストン・スプリング形式のMk3 シリンダー衝撃はAPS-3の比ではない。そのショックを上手に受け流すと、特殊白塗装された10mのアルミアングルが宙を舞う。ターゲットへの鈍いヒットオンと続く鉄柱への金属衝突音が心地よい。しかし、シルエット対策は不十分な部分もあっての本大会参加なので運良ければ満射という結果になるだろうが、ここは緊張感漲る(みなぎる)本大会の射場。運よりは実力が物言う場なのだ。なのでミスしたらミスからの情報を得て立て直すしかない。9mは下へ着弾してミス。そのミスを立て直して3発目はヒット。残りは2発だが状況を加味すると少し不安がある。4発目はその不安が出て下着弾。5発目はリカバリー的な8mになるがヒットしてシルエット・スタンディングを終えた。
「ブルズアイもそうだったが、少なからずBB弾のせいもあるやもしれぬ」
シルエット・プローンの準備を行いながら不安は拭えない。去年辺りからBB弾の大きさ選別は止めた。弾の大きさや重さに対する飛びの影響は少なからずあるが、同じ重さ、大きさ選別の有無での練習点取りを比較するとゼロではないが大差ない。重さに対しては排出されるエアの関係上、飛びの影響は多々ある。弾の関係による要因はあるだろうが、本番の場で考える事ではない。即座にその考えを打ち消してプローンに集中した。
プローンでは「全殲滅」を目指す意気込みがある。鼻息も上がっていたのかも知れぬ(笑)。プローンのバックスクリーンは濃紺の為、特殊白塗装されたアルミアングル辺はコントラスがくっきりして綺麗に見える。プローンも10mからのスタートとしている。狙点やトリガーの絞りに問題ない。しかし、慎重に放ったBB弾は思わぬ方向へ飛んで行き、鈍い音をバックスクリーンで発てる。「なぜだ?」疑心暗鬼の始まりだ。あれほど自信をもって放ったものが意図しないところへ飛んでいった。狙点がズレていると言わざる得ない。眼鏡を正して今一度ダッドサイトを覗き見るとその謎が解けた。床がフローリングされているのでいつもより固く少し低い。当然ダットサイトを覗き見る位置も異なる。ならば首位置を少し変更して同じ狙点を撃てば当たるはずだ。理論上、判っている事が正しいかは実際に撃ち、ヒットして証明しなくてはいけない。2発目は多少勇気がいる射撃となる。
緊張感が加わっているトリガーへの絞りに注意して、意図的に狙点を左よりにした。予想通り見事なヒットだ!!
9mへの3発目も何ら問題ない。そして4発目の8mで悪夢は再び起こる。10mと同じようにターゲットの上を掠め(かすめ)もせず飛んでいく。最終5発目は狙点を下に修正、首位置も変更して放つがヒット音が聞こえない。ところがダットサイトの中でその8mのターゲットが「クンッ」と妙な動きをしたのを見逃さなかった。つかさずパーソナルジャッジに「あの8mはヒットですか?」と問いかける。ジャッジ位置からは判別できないようなので「競技終了後、確認させてください」との返答。射撃姿勢を解き、正座してからの射場位置では手前にあるターゲットよりちょっと低くなっているので倒れているのだろう。「あれはヒットだな」と手応えを感じて射場内に入ったジャッジの確認を待った。そして「倒れているのでヒットです!!」とのジャッジの声。
シルエット得点確認サインでも手の震えなどはない。全てが終わった安堵感で緊張感が薄らいでいく。「いやー、これがAPSの醍醐味ですね。堪能させていただきました。ありがとうございました。」とジャッジに感謝の言葉を伝え、席に戻った。退室の準備をしてもしばらくは動けないほどの疲労感に包まれていた。
競技結果は、ブルズアイ93-5x、プレート13枚/52点、シルエット15.15 #30点 、TOTAL 175-5x。
本体会での自己記録更新だ。退出時、入口のスクリーンに張り出されているリザルトを見る限りではHDグループ内でフリー1位、終了したHA~HDグループのフリーの中では暫定1位だ。そしてHF終了時ではフリー暫定2位、グランドマスタークラスが登場したHGグループを加えると下位転落となっていくが、総合6位に留まった。(←退館時での暫定順位の為、当日の打ち上げ終了後に JASG リザルト公開で順位確定を知った)
続く…
2024年10月02日
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#2
プレート競技の下段1枚目。やはり予期していた事が起きた。
自身の中では「予期」ではなく「絶対的な発生事項」だったので驚きはしない。例の「間合い」に対する対策も良い。下段2枚目、やはり懸念事項は起きているが自身の中では対策済みなので気に掛けていないし、ヒットという結果が物語っている。
そして、下段3枚目で事は起きた!! 万全を期した最後の最後でサイティング・ミス。あの隙間をBB弾がプレートに擦りもせず抜けていった。ここで冷静を保っていたメンタルが「ブチッ」と大きな音を立てて切れた。「あぁぁ、駄目だね。こんな射撃では駄目だ、駄目!!」と呟いた。そして、下段4枚目、ここはヒットで申し分ないのだが、例の懸念事項が収まるはずもなく大きく広がっていく。メンタルは怒りの炎が燃え上がり、我慢の限界にあった。
そして、ついに呟いてしまった。「早い、早いぞ、早すぎる!! 皆、狙って撃たんかい!!」
それもそのはず、「腕を挙げて、狙って、撃つ」のプレート三大要素が
緊張感と外す事が仇になり、「挙げる、撃つ」の二大要素に置き換わってるのだ。
そして、焦りが準備動作に少しずつ影響して進行を促す早さが増している。それが場の空気でヒシヒシと伝わってくる。下段5枚目の準備にはワンテンポ遅れて動作を行い、正しい方向に修正しようとするがやはり同じの「挙げる、撃つ」。こうなるとイライラは増すばかり。
5発毎に給弾作業が必要となるAPS-3使用選手の為、つかぬ間の時間が流れる。イライラは治っていない。そして、このイライラの雑念が中段の一枚目に現れた。わずかな隙間を抜けるBB弾、練習時には決して発生しない現象だ。大きくため息をついて気持ちを切り替えた。「もっと深く集中して俺なりのプレート競技をやろう!!」と何かが切れ変わった。もうそれからはプレート射撃の練習で培った呪文を繰り返し唱えるばかり。中には誰よりも早打ちで絶対良し!! とするものもあったので無我夢中だったのだろう。一喜一憂などなく、射撃自動マシンのように冷徹に徹した。
とはいえ段変わりの給弾時間は絶対ある。隣射手の様子を見つつ姿勢を解いたり、呼吸を正していた。のちに本大会のYouTube動画を見て気付いた事だが、やはり練習と対策の賜物だろうか時間ギリギリまで有効に使いこなし、挙げる、狙う、撃つを確実に行なっていたようで射撃後のフォロースルーも万全で最後まで腕を伸ばしていた。そして、驚いた事に上段を撃つ頃にはグループ射手全員が同調したようにトリガーを絞り、BB弾を放つ音が全体で大きなひとつの音になっていた。
最終15枚目、「この局面はこの先何度も訪れて、その都度あなたの真意を問う」と意地悪な射撃の女神の囁きが聞こえてくる。でも、「負けねーよ、何度でも絶対乗り越えてやるから!!」と呟き、「沈着冷静」と呟き腕を挙げ、ゆっくり狙い、トリガーを絞った。
プレート競技の結果は、13枚 / 52点。本大会での自己新記録だ。採点チェック表にサインする手や足元の震えなど皆無。もしかしたら冷静さを装っていたから、ものすごい怒り顔だったかもしれない。
最終競技はシルエットだ。
プレートで白熱したハートを冷静さで装っているものの、右腕は力が入っていたのでパンパンに張っている。短時間でこれを回復して再び集中しなければいけない。ただし、今回は競技進行の編成上、次の競技までの待機時間は5分弱。出来うる事は限られている。その為、待機席では前グループ選手の競技を見る事なく、目を閉じて深呼吸に徹した。
「今回は競技以外の全時間も競技の内だわ、協会さんもやりおるわい」と皮肉を呟き、静かに順番を待った。
自身の中では「予期」ではなく「絶対的な発生事項」だったので驚きはしない。例の「間合い」に対する対策も良い。下段2枚目、やはり懸念事項は起きているが自身の中では対策済みなので気に掛けていないし、ヒットという結果が物語っている。
そして、下段3枚目で事は起きた!! 万全を期した最後の最後でサイティング・ミス。あの隙間をBB弾がプレートに擦りもせず抜けていった。ここで冷静を保っていたメンタルが「ブチッ」と大きな音を立てて切れた。「あぁぁ、駄目だね。こんな射撃では駄目だ、駄目!!」と呟いた。そして、下段4枚目、ここはヒットで申し分ないのだが、例の懸念事項が収まるはずもなく大きく広がっていく。メンタルは怒りの炎が燃え上がり、我慢の限界にあった。
そして、ついに呟いてしまった。「早い、早いぞ、早すぎる!! 皆、狙って撃たんかい!!」
それもそのはず、「腕を挙げて、狙って、撃つ」のプレート三大要素が
緊張感と外す事が仇になり、「挙げる、撃つ」の二大要素に置き換わってるのだ。
そして、焦りが準備動作に少しずつ影響して進行を促す早さが増している。それが場の空気でヒシヒシと伝わってくる。下段5枚目の準備にはワンテンポ遅れて動作を行い、正しい方向に修正しようとするがやはり同じの「挙げる、撃つ」。こうなるとイライラは増すばかり。
5発毎に給弾作業が必要となるAPS-3使用選手の為、つかぬ間の時間が流れる。イライラは治っていない。そして、このイライラの雑念が中段の一枚目に現れた。わずかな隙間を抜けるBB弾、練習時には決して発生しない現象だ。大きくため息をついて気持ちを切り替えた。「もっと深く集中して俺なりのプレート競技をやろう!!」と何かが切れ変わった。もうそれからはプレート射撃の練習で培った呪文を繰り返し唱えるばかり。中には誰よりも早打ちで絶対良し!! とするものもあったので無我夢中だったのだろう。一喜一憂などなく、射撃自動マシンのように冷徹に徹した。
とはいえ段変わりの給弾時間は絶対ある。隣射手の様子を見つつ姿勢を解いたり、呼吸を正していた。のちに本大会のYouTube動画を見て気付いた事だが、やはり練習と対策の賜物だろうか時間ギリギリまで有効に使いこなし、挙げる、狙う、撃つを確実に行なっていたようで射撃後のフォロースルーも万全で最後まで腕を伸ばしていた。そして、驚いた事に上段を撃つ頃にはグループ射手全員が同調したようにトリガーを絞り、BB弾を放つ音が全体で大きなひとつの音になっていた。
最終15枚目、「この局面はこの先何度も訪れて、その都度あなたの真意を問う」と意地悪な射撃の女神の囁きが聞こえてくる。でも、「負けねーよ、何度でも絶対乗り越えてやるから!!」と呟き、「沈着冷静」と呟き腕を挙げ、ゆっくり狙い、トリガーを絞った。
プレート競技の結果は、13枚 / 52点。本大会での自己新記録だ。採点チェック表にサインする手や足元の震えなど皆無。もしかしたら冷静さを装っていたから、ものすごい怒り顔だったかもしれない。
最終競技はシルエットだ。
プレートで白熱したハートを冷静さで装っているものの、右腕は力が入っていたのでパンパンに張っている。短時間でこれを回復して再び集中しなければいけない。ただし、今回は競技進行の編成上、次の競技までの待機時間は5分弱。出来うる事は限られている。その為、待機席では前グループ選手の競技を見る事なく、目を閉じて深呼吸に徹した。
「今回は競技以外の全時間も競技の内だわ、協会さんもやりおるわい」と皮肉を呟き、静かに順番を待った。
続く...
2024年10月01日
2024 APS本大会_Hand-Gun Class 参戦記_#1
快晴とは言い難い雲多い日曜の朝。例年なら会場に到着している時間帯に自宅を出発した。寝坊した訳ではない。今年に限ってOpen、Free混合のグループ分けで出番が昼過ぎなので出来うる限り睡眠時間に充てたいと思ったからだ。とは言え、世間は秋の大型三連休の中日。仮に人身事故などで利用路線が運行見合わせになったら目も当てられない。それらを逆算して迂回路を考えた上の行動だ。
今年に対する意気込みが例年より少し違うのは少々訳ありである。今までは銃器に関する事に課金を施してきた。ところが結果が伴っていない。今年は自身の中でひとつの区切りとして結果を残したい。その為、銃以外の装備に対して今まで無いほど重課金を行なった。これで駄目なら今後の方向性を考え直さなくてはならないという思いがある。
その為、移動に関しても慎重だ。ガンケースひとつ下げてホイホイという身軽な移動では無いので極力身体に負担がかからない厳選装備で移動しなくてはいけない。移動時も極力体力温存して席を陣取り、スマホは一切見ないといった徹底ぶりだ。目的地に到着すると第一グループが競技終了している時間帯だった。会場の空気はどんよりと重い。競技終了した数人の選手に結果を聞いてみるが、交わす言葉も少ない。出番には、まだ時間があるので6F 選手待機会場へ向かう。隣の物販ブースは軽く流すだけ。物欲より緊張感の方が強い。エントリー時間が来たのでひとつ下の会場入り。エントリーシート、ターゲットに所定事項を記入して銃検場へ。弾速は高い数値と思われる部類だが問題はない。検査済みシールを貼る場所に悩んだ。試射レンジでの試射数は「10発」だが、ブルズアイの規定高より低い電子ターゲットをとても撃つ気にならない。「なぜブルズ的より低いターゲット設置で試射なのか?」毎年の疑問だ? 最も高さがあった青い木片に3発放って試射を終えた。昼飯時間帯にスタートするので、「腹が減っては戦わ出来ぬ」とコンビニで買い求めた軽食を済ませスタートを待った。
今回の1グループ / 6名構成の射群に顔馴染みはいない。競技順はブルズアイ - プレート - シルエット。待機席でも互いに挨拶や会話もなく皆緊張あるの面持ちで順番を待つ。装弾済みか? 予備弾のボトルは忘れていないか? 装備は十分か? 短時間でチェック事項を済ませ、最近購入した最新式のスマホ・ウォッチで脈拍とストレスチェック。緊張しているのが可視化された数値の高さで分かるが本人は何となくほんわかな感じ。さあ、前射群が終了したので出番が回ってきた。
ブルズ的は10点圏を青シールで貼り付けたモノだ。本番の射座に立ち、サイティング・チェックを行うと補助灯に照らされたターゲットが眩しく、妙に明るい。フリーサイト / ダットのセンター赤ダットがその明るさにのまれて小さく光量不足に感じた。チェック後、照度をひとつ上げた。メインジャッジ号令で競技がスタートする。おそらく最も脈拍が上がる瞬間だ。早い選手は既に1発目を放っている。皆にワンテンポ遅れて装弾を終え、身体に溜まった息をため息のように大袈裟に吐き出し、新鮮な空気を吸いこみターゲットを見据え、構える。緊張感は隠せない。腕をゆっくり下ろしているはずがジグザクに揺れている。俺の1発目を放つ準備をしているのに数発のターゲット着弾音が響く。「狙わなぁ、当たらん」と冷静な自分がいる。トリガーミスの無いように丁寧にトリガーを絞る。「1分経過!!」と時間経過を知らせるメインジャッジの声。少なくなってきたターゲット着弾音。1発1発撃つごとに削られていく集中力。その集中力を切らさぬように時折、脱力して大きなため息をする動作を繰り返した。第一ブルズ的回収後の着弾確認は行なわなかった。
「揺れたなぁ」、第一ターゲット後の個人感想だ。緊張感で震えているはずはないが場の空気以上の緊張感が身体を襲う。ただし、ブレブレではない。波が寄せては返すようにテンポよくゆっくりやんわり揺れていた。足元は大地にしっかり根ざした巨木のようにどっしりした安定感があり、膝の揺れなど皆無だった。テーブルに置いたスマホが、GUN装着のMANTISの数値を示している。揺れていたのに数値はいつも通り。緊張感で揺れている自覚はあるがMANTISは高い数値を示していた。
続く第二ブルズ。「揺れていたのは緊張感の成せる反応だから、味方に付けねば損」と言い聞かし再びため息で排気、新鮮な空気を吸い込みブルズに臨む。「第一ブルズ時より揺れがない」あれほどゆっくり揺れていたものが皆無の第二ブルズ。より慎重にならざる得ない。トリガーの絞り具合も良い。それを5回繰り返し、射群内で一番遅れてブルズを終了した。すかさずテーブルに置いたスマホのMANTIS数値に目を配る。数値は低く、集弾が左気味だ。これがどう影響したかはブルズ採点で明らかになった。
結果、第一ブルズは50-2x、第二ブルズは5点右上、8点左上がひとつずつあり漠然とした。しかし、3発はX圏内にある。「油断したな」と呟き93-5xで確認サインを終えた。この時点で「−7点」。しかも手応えありと思えた第二ブルズのミス2発。やはり油断は禁物だ。奇しくも前日ライフルのブルズと同じ点数になにか感じるものがあった。
次は、プレート競技。この競技への対策は万全を期しているはずが、なかなか思うような結果にならない。
大きな氷柱をメンタルとして置き換えるなら緊張感という熱で溶けていく表面。15発を終えるまで当てられないたびに大きく削られていく氷柱。射撃内容によっては削られるより抉られて(えぐられて)、ヒビまで入り、撃ち終える前に崩れる氷柱といった感をこれまで何度も繰り返してきた。それでも15発の最後まで撃ち尽くさなければならないのがこの競技の恐ろしさであり、反面克服した時の醍醐味でもある。今回は秘策を持って万全に臨むが、ここにきて新たな懸念が生じた。それは「自動読み上げ」だ。問題の懸念部分は「レディー」からブザーが鳴り始める間合いだ。数少ない公式の場で試験的に導入された「自動読み上げ」の動画などからこの「間合い」に対策を費やしたのは言うまでもない。そして、後から綴るが「間合い」よりも大きな懸念がもうひとつある。
おそらくこの射群メンツでプレートを撃つのは初なので絶対的な懸念事項が発生するだろうと予測していた。射座に入り、射撃OKサインをパーソナル・ジャッジへ伝え、プレート競技がスタートする。
まずは対策-1 として、前のめりにならないようにアルミボーダラインへの足触れは避けた。10~15cm程度は隙間として姿勢をとる。対策-2 はターゲット正面立つことを止めた。小刻みに15回動き確認事項多数で混乱を避け、簡素な動きにした。とはいえ上半身を捻る事になるがそこは記述出来ない技でカバーする。対策-3はブルズアイのようにど真ん中狙点を長時間凝視しない。「絶対ここだ」と身体とメンタルに余裕のない事は極力避ける。目指したのはバスケットボールのスリーポイントシュートのようなものと言ったら良いだろうか。「的と己の位置は決して変わらない、そして、的は決して動かない」。
空間把握といったらなんだか訳解らない方向に行きそうなので避けるがリラックスして撃ち入れる事=ヒットとなる事を目標にした。対策-4は、例の自動号令は一度動き始めると止まらないので「間合いを合わしての呼吸」。この呼吸、出来ているようで結構奥深い技になる。そして、対策-5は個人的にはスタンバイ・ラインと呼んでいる照準合わせの待機姿勢時先の目標位置(正確に言うと5ポイントの点位置になるが脳が認識する効率よく簡素なものはラインなのでラインと呼んでいる)。以前はゼロイチと呼んでいた腕をダラーんと垂らした待機姿勢だったがこれは止めた。理由は腕の最短稼働を一定に求めた為だ。そして下、中、上段と微妙なプレートターゲットの高さに対して待機姿勢の腕待機位置を変更していたがこれも却下。現在は最も効率が良く、身体に負担が掛からない簡素なものに変更している。これらを全て短時間に自動的に行えるように徹底した練習を積み重ねた。おそらく練習時に最もBB弾を消費した競技になるだろう。
今年に対する意気込みが例年より少し違うのは少々訳ありである。今までは銃器に関する事に課金を施してきた。ところが結果が伴っていない。今年は自身の中でひとつの区切りとして結果を残したい。その為、銃以外の装備に対して今まで無いほど重課金を行なった。これで駄目なら今後の方向性を考え直さなくてはならないという思いがある。
その為、移動に関しても慎重だ。ガンケースひとつ下げてホイホイという身軽な移動では無いので極力身体に負担がかからない厳選装備で移動しなくてはいけない。移動時も極力体力温存して席を陣取り、スマホは一切見ないといった徹底ぶりだ。目的地に到着すると第一グループが競技終了している時間帯だった。会場の空気はどんよりと重い。競技終了した数人の選手に結果を聞いてみるが、交わす言葉も少ない。出番には、まだ時間があるので6F 選手待機会場へ向かう。隣の物販ブースは軽く流すだけ。物欲より緊張感の方が強い。エントリー時間が来たのでひとつ下の会場入り。エントリーシート、ターゲットに所定事項を記入して銃検場へ。弾速は高い数値と思われる部類だが問題はない。検査済みシールを貼る場所に悩んだ。試射レンジでの試射数は「10発」だが、ブルズアイの規定高より低い電子ターゲットをとても撃つ気にならない。「なぜブルズ的より低いターゲット設置で試射なのか?」毎年の疑問だ? 最も高さがあった青い木片に3発放って試射を終えた。昼飯時間帯にスタートするので、「腹が減っては戦わ出来ぬ」とコンビニで買い求めた軽食を済ませスタートを待った。
今回の1グループ / 6名構成の射群に顔馴染みはいない。競技順はブルズアイ - プレート - シルエット。待機席でも互いに挨拶や会話もなく皆緊張あるの面持ちで順番を待つ。装弾済みか? 予備弾のボトルは忘れていないか? 装備は十分か? 短時間でチェック事項を済ませ、最近購入した最新式のスマホ・ウォッチで脈拍とストレスチェック。緊張しているのが可視化された数値の高さで分かるが本人は何となくほんわかな感じ。さあ、前射群が終了したので出番が回ってきた。
ブルズ的は10点圏を青シールで貼り付けたモノだ。本番の射座に立ち、サイティング・チェックを行うと補助灯に照らされたターゲットが眩しく、妙に明るい。フリーサイト / ダットのセンター赤ダットがその明るさにのまれて小さく光量不足に感じた。チェック後、照度をひとつ上げた。メインジャッジ号令で競技がスタートする。おそらく最も脈拍が上がる瞬間だ。早い選手は既に1発目を放っている。皆にワンテンポ遅れて装弾を終え、身体に溜まった息をため息のように大袈裟に吐き出し、新鮮な空気を吸いこみターゲットを見据え、構える。緊張感は隠せない。腕をゆっくり下ろしているはずがジグザクに揺れている。俺の1発目を放つ準備をしているのに数発のターゲット着弾音が響く。「狙わなぁ、当たらん」と冷静な自分がいる。トリガーミスの無いように丁寧にトリガーを絞る。「1分経過!!」と時間経過を知らせるメインジャッジの声。少なくなってきたターゲット着弾音。1発1発撃つごとに削られていく集中力。その集中力を切らさぬように時折、脱力して大きなため息をする動作を繰り返した。第一ブルズ的回収後の着弾確認は行なわなかった。
「揺れたなぁ」、第一ターゲット後の個人感想だ。緊張感で震えているはずはないが場の空気以上の緊張感が身体を襲う。ただし、ブレブレではない。波が寄せては返すようにテンポよくゆっくりやんわり揺れていた。足元は大地にしっかり根ざした巨木のようにどっしりした安定感があり、膝の揺れなど皆無だった。テーブルに置いたスマホが、GUN装着のMANTISの数値を示している。揺れていたのに数値はいつも通り。緊張感で揺れている自覚はあるがMANTISは高い数値を示していた。
続く第二ブルズ。「揺れていたのは緊張感の成せる反応だから、味方に付けねば損」と言い聞かし再びため息で排気、新鮮な空気を吸い込みブルズに臨む。「第一ブルズ時より揺れがない」あれほどゆっくり揺れていたものが皆無の第二ブルズ。より慎重にならざる得ない。トリガーの絞り具合も良い。それを5回繰り返し、射群内で一番遅れてブルズを終了した。すかさずテーブルに置いたスマホのMANTIS数値に目を配る。数値は低く、集弾が左気味だ。これがどう影響したかはブルズ採点で明らかになった。
結果、第一ブルズは50-2x、第二ブルズは5点右上、8点左上がひとつずつあり漠然とした。しかし、3発はX圏内にある。「油断したな」と呟き93-5xで確認サインを終えた。この時点で「−7点」。しかも手応えありと思えた第二ブルズのミス2発。やはり油断は禁物だ。奇しくも前日ライフルのブルズと同じ点数になにか感じるものがあった。
次は、プレート競技。この競技への対策は万全を期しているはずが、なかなか思うような結果にならない。
大きな氷柱をメンタルとして置き換えるなら緊張感という熱で溶けていく表面。15発を終えるまで当てられないたびに大きく削られていく氷柱。射撃内容によっては削られるより抉られて(えぐられて)、ヒビまで入り、撃ち終える前に崩れる氷柱といった感をこれまで何度も繰り返してきた。それでも15発の最後まで撃ち尽くさなければならないのがこの競技の恐ろしさであり、反面克服した時の醍醐味でもある。今回は秘策を持って万全に臨むが、ここにきて新たな懸念が生じた。それは「自動読み上げ」だ。問題の懸念部分は「レディー」からブザーが鳴り始める間合いだ。数少ない公式の場で試験的に導入された「自動読み上げ」の動画などからこの「間合い」に対策を費やしたのは言うまでもない。そして、後から綴るが「間合い」よりも大きな懸念がもうひとつある。
おそらくこの射群メンツでプレートを撃つのは初なので絶対的な懸念事項が発生するだろうと予測していた。射座に入り、射撃OKサインをパーソナル・ジャッジへ伝え、プレート競技がスタートする。
まずは対策-1 として、前のめりにならないようにアルミボーダラインへの足触れは避けた。10~15cm程度は隙間として姿勢をとる。対策-2 はターゲット正面立つことを止めた。小刻みに15回動き確認事項多数で混乱を避け、簡素な動きにした。とはいえ上半身を捻る事になるがそこは記述出来ない技でカバーする。対策-3はブルズアイのようにど真ん中狙点を長時間凝視しない。「絶対ここだ」と身体とメンタルに余裕のない事は極力避ける。目指したのはバスケットボールのスリーポイントシュートのようなものと言ったら良いだろうか。「的と己の位置は決して変わらない、そして、的は決して動かない」。
空間把握といったらなんだか訳解らない方向に行きそうなので避けるがリラックスして撃ち入れる事=ヒットとなる事を目標にした。対策-4は、例の自動号令は一度動き始めると止まらないので「間合いを合わしての呼吸」。この呼吸、出来ているようで結構奥深い技になる。そして、対策-5は個人的にはスタンバイ・ラインと呼んでいる照準合わせの待機姿勢時先の目標位置(正確に言うと5ポイントの点位置になるが脳が認識する効率よく簡素なものはラインなのでラインと呼んでいる)。以前はゼロイチと呼んでいた腕をダラーんと垂らした待機姿勢だったがこれは止めた。理由は腕の最短稼働を一定に求めた為だ。そして下、中、上段と微妙なプレートターゲットの高さに対して待機姿勢の腕待機位置を変更していたがこれも却下。現在は最も効率が良く、身体に負担が掛からない簡素なものに変更している。これらを全て短時間に自動的に行えるように徹底した練習を積み重ねた。おそらく練習時に最もBB弾を消費した競技になるだろう。
続く...
2024年09月30日
APS本大会 _ Hand-Gun分析 _「使用銃」
APS本大会 Hand-Gun Class参加者の
使用銃の人数分析を試みた。
まずはOpen Classから。
使用銃の人数分析を試みた。
まずはOpen Classから。

圧倒的にAPS-3 OR の使用が多い。
LE系に関しても近年販売されたモノで
参加されている選手が多い印象だ。
反面、KSC製APS銃での参加者は少ない。
また、最近再販されたGM Mk3も
思っていた以上に少ないと感じた。
LE系に関しても近年販売されたモノで
参加されている選手が多い印象だ。
反面、KSC製APS銃での参加者は少ない。
また、最近再販されたGM Mk3も
思っていた以上に少ないと感じた。
Free Classではどうだろうか?

Freeでも圧倒的にAPS-3 OR だ。LEも見受けるがOpenの比では無い。KSC系APS銃ではわずかにひとり。GMの中に「M07」の記載があるが個人的には「M97」表記の間違いではないかと疑っている。Mk.3の参加者はOpenの倍近い人数にせまるものの10人いかないとは驚きだ。
APS-3 初代LEの08も見受ける。現在のようにOリング方式の蓄圧では無く、カップ式蓄圧だった。当方も所有していたがジャジャ馬の気分屋で泣かされたものだ。
本来なら本大会のハンドガン戦の場は、毎年メーカーサイドの新作進展状況の発表を兼ねている筈が、今年に関しては何も発表されていなかった。推測の域は出ないがLE2024またはLE2025の販売はないものと感じ得ない。
また、6Fで催されたAPSトイガンフェスタ物販会場ではAPS-3 系の販売はなかった。パリ五輪/射撃の無課金おじさん現象に感化された人たちがこぞってAPS-3を買い求めたとは考えにくいが射撃というスポーツに対する関心を寄せた結果であるなら喜ばしいが、市場に在庫なしという状況になるとは誰もが予測していなかった事だ。
そして、とある筋からでは訳ありで今年いっぱいの再販は難しく、メーカーも苦慮していると聞いた。なんにせよ早期にAPS-3の再販を願うばかりだ。
明日はハンドガン参戦記を忘備録として綴りたい。
続く...
2024年09月29日
JASG / APS 2024 本大会 Hand-Gun 分析編

Hand-Gun本大会は、2024/9/22 日曜日に開催された。
ライフル同様にハンドガンでも
1.カテゴリー別参加者数、
2.各競技アベレージ、
3.各競技Max得点を見ていこう。
ライフル同様にハンドガンでも
1.カテゴリー別参加者数、
2.各競技アベレージ、
3.各競技Max得点を見ていこう。
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パラ、ジュニアと二つのカテゴリーが新設されているが
本大会ではジュニアカテゴリーの参加者がいなかった。
各競技アベレージに関してはFreeの方が得点が高い。
しかし、X数は同じという結果だ。
各競技MAX得点ではFree/ブルズに100点満点該当なし。
オープンではプレートに満点該当なしという結果になっている。
ギャラリーが多くいるハンドガン戦では私の知る限り
プレートに対する満射満点の選手に対して拍手が
一度だけ送られた記憶がある。
本大会ではジュニアカテゴリーの参加者がいなかった。
各競技アベレージに関してはFreeの方が得点が高い。
しかし、X数は同じという結果だ。
各競技MAX得点ではFree/ブルズに100点満点該当なし。
オープンではプレートに満点該当なしという結果になっている。
ギャラリーが多くいるハンドガン戦では私の知る限り
プレートに対する満射満点の選手に対して拍手が
一度だけ送られた記憶がある。
明日は使用銃のカテゴリー分析を行ってみよう。
続く...
2024年09月28日
APS本大会 RIFLE 忘備録_MASTERへ昇格
24/9/21 土曜
当日の天候は不安定な曇り。三連休初日での混雑を避け下道で目的地へ向かった。予定より早い時間に目的地に到着して、クルマの中で数十分の仮眠をした。2日前には考えられない回復力でこの日を迎えているが、激務の睡眠不足と疲れが溜まっている感じは拭えない。朝食はコンビニのおにぎり、今日はこれで充分だ。ライフルケースを担ぎ、射撃ジャケット一式が入ったスーツケースを転がして目的地へ入る。
エントリー開始は第二射群なので昼前だが、会場の雰囲気と第一射群の知人友人への応援を兼ねる。ありがたいことに個別席がワンテーブルで設けられているので早めの荷解きも出来た。
館内に入ると異常に喉が渇き、それまでなかった咳が出始める? 念の為、マスクをするが咳は止まらない。 「こんなんで、まともに撃てのか?」自問自答して近くのドラッグストアーへ飛び出した。外は陽射しが強くなり外国人団体観光客で溢れている。数種、薬を買い求めて会場へ戻る。今から思えばハウスダストなのだろう、館内の空気に触れると咳き込んだ。早速、 薬を流し込み、体力温存で会場内を歩き回らず席から応援に徹した。30分すると薬が効いてきたせいで咳は治ってきた。メンタル的にも上向き加減になっているのが分かるほどだ。
エントリー時間が間近に迫ってきた。銃を荷解き、本格的な用意に取り掛かる。ジャケットを着込んでしまうと椅子に座る事は出来ない立ちっぱなしの状態になる。水分補給もほどほどに試合終了まで過ごす方が何かと得策だろうか。この頃には嘘のように咳も治っている。とはいえ油断禁物。のど飴でやり過ごした。
エントリー開始、弾速チェック等の銃検査。ジャケット一式着込んでの試射となる。試射は「10発」。
幸いに自分のブルズアイ射座で試射が出来た。ところが1発目、この試射が右よりへ行く?
2発目も同じだ? 何か腑に落ちない? 何か変わってしまったのか? 不安が過ぎる。というのもこの一週間、銃を触れる事が出来なかった。その為、良しとしたのは一週間前の練習時にOKとしたものだ。「ここに来てこれでは…」と感じながらスコープを覗き込む。すると「!!!」的な閃きが走った。というのもこの日の為にひとつだけジャケットに手を加えている。それが原因なら対応は早い。
「不充分な覗きだ ! …..、これをこうして…」と覗き方を変えた。その後に放った1発は見事にど真ん中を射抜くほどだった。「コレよ、コレ!! 忘れてどうする !!」これ以上放ってもこの日の体調と体力、そして精神衛生上良くないと判断して3発で試射は終えた。試合開始まで30分以上あるが、既に皆、臨戦体制に入ってる。口数少なく、目も合わさない。
待機時間はあっという間に過ぎて試合開始となる。
プレート・スタートだ、気合いが入っている。号令と共に装弾して、スコープを覗き込む。やはり覗きが完璧だと気分が良く、放っても思い通りの場所へ着弾している。マズルの落ちも皆無で気分は良い。耳には同じグループの早すぎるのではと思うほどのターゲット・ヒットオンが入ってくるがそれはそれ。自分の射撃に集中だ。1分で白身5的を撃ち終え、立ち位置を移動してジャマーの3的に臨む。時間は充分ある。雑念無く集中して第一プレートを終えた。言うまでもなく満射だ。おそらくこの射群で最も時間を掛けて撃っていたようだ。
続く第二プレートも同じ時間配分で白的を終えた。「少し雑すぎるから慎重に」と呟き、ジャマーと対峙する。ゆっくりとした動きだが明らかに第一プレート時には無い動きが加わっている。脳裏では夏の酷暑高温の中、練習を重ねた自分がいる。「アレを乗り越えたのだから怖いものは無い」。小ジャマーは時間をたっぷりと掛けて射抜いた。得点確認のサインをする手は震えていない。気持ちよく最後まで戦えた事に満足だった。
次は、ムーバー。実をいうと少し苦手意識が生まれつつある競技だ。連続するので変調が出てミスると立て直しは難しい。でも、プレート満射の手応えから、策は講じてある。スタンスを広めにとって銃をある一定の位置で保持する等、策は多い。
試射が始まった。往路はOK、復路はミスった。それも外す筈がない万全の場所でターゲットの後ろへ着弾した。こうなると作戦変更だ。往路は今まで通りの狙点で、復路は未来撃ちを志した。(進行方向の先端撃ち=未来撃ち)。第一ムーバーは集中力が高まっていたせいもあり、あっという間に終了した。(まだ、5回しか撃ってないのにもう終了? と、感じていたほどだ)。ヒットしても当たり前、外すと駄目よとつぶやいてはいたがこうも上手く事が運ぶとは思っていない。この時は高い集中力で何も感じ得なかったようだ。
すぐさま第二ブルズがスタートした。往路の2回目か3回目か、ほんの少し行き急いだ雑念が入り早打ちになった。意図しない完全なミスだ。ところが弧を描いたBB弾の軌跡がターゲットの最も膨らんだ部分をかすめたようで赤ランプが点いた!!
しかし、倒れるほどの勢いはなくそのまま左へ走っていった。「今、ランプ点いた。ジャッジに確認だ」と感じた瞬間に「今のはヒットです!!」とジャッジの声が聞こえた。思わず「ありがとうございます」と返す。「ミスなく撃つ!!」改めて気持ちを引き締めて競技を終えた。終えた後で気付いた事だが、ターゲットを肉眼で視認する事なく、床からムーバー機器に向かって伸びていた縦ラインのターゲット下を目測して撃っていた感じだ。息継ぎも良く呼吸の乱れは無く、サインする手も震えていない。
はたと我に帰ると良い意味ヤバさいっぱいの現状(プレート&ムーバー満射)を実感していた。残るはブルズアイ、そして、200点チャレンジとなる。
ブルズアイの射座に入り、ターゲット位置、立ち位置等チェック項目は多い。ブルズアイがスタートする。2発までは良い。そして、雑念ノイズが入った3発目に事は起きた。ミスだ。着弾点は…5点圏内にあるが運良ければ8点ライン・タッチで8点かと思われるようなあやふやな部分。「気後れするな! ミスはミス!」、「アレは8点だ」と言い聞かせ、残りを撃ち込んだ。そして、ジャッジ回収の第一ブルズ的の着弾チェックはスルーした。
第一ブルズは自己採点で勝手に「48点」と思い込んだ。手応えは良い。ミスした原因は弾のせいもあるだろうから第二ブルズは丁寧な動作を志そうと思った。第二ブルズがスタート。1発目はとても良い。2発目は「え! そこに行くか? やはり弾要因もあるな!?」と感じた8点だった。3.4発目は問題ない。そして、5発目。手応えありで10点圏に着弾した。思わず後ろを振り返りVTRを回していた仲間にガッツポーズを送った。
レンジアウトすると「アレ、5点でした」と思わぬ声掛けに??? 。本人は48.48の96を撃っているから感覚に囚われている。あれが「5点」とはまだ信じられない。採点場で名前を呼ばれて愕然、一見しても明らかに5点と分かる部分に着弾点があった。気落ちするが採点終了までは気が抜けない。ところが採点ジャッジは「8点」と書き込む? 「いやいや、これは5点です」と正して第一ブルズは45点。第二ブルズは48点、合計 93点の採点となった。

悔しくて悔しくて仕方ないが最後まで冷静に撃てた事に対する感謝の念の方が強い。そして、最終5発目に脳裏に響いた射撃の女神の声、これも忘れない。
結果、プレート60点/満射、ムーバー40点/満射、ブルズアイ 45-2x / 48-2x # 93-4x、合計193-4x。フリー/マスターバッジ昇格となりました。

この先、何度もこの局面に出会うでしょう。それを乗り越える力を宿す為、日々精進を積み重ねていきたいと思った日でありました。
明日は、ハンドガン分析です。
当日の天候は不安定な曇り。三連休初日での混雑を避け下道で目的地へ向かった。予定より早い時間に目的地に到着して、クルマの中で数十分の仮眠をした。2日前には考えられない回復力でこの日を迎えているが、激務の睡眠不足と疲れが溜まっている感じは拭えない。朝食はコンビニのおにぎり、今日はこれで充分だ。ライフルケースを担ぎ、射撃ジャケット一式が入ったスーツケースを転がして目的地へ入る。
エントリー開始は第二射群なので昼前だが、会場の雰囲気と第一射群の知人友人への応援を兼ねる。ありがたいことに個別席がワンテーブルで設けられているので早めの荷解きも出来た。
館内に入ると異常に喉が渇き、それまでなかった咳が出始める? 念の為、マスクをするが咳は止まらない。 「こんなんで、まともに撃てのか?」自問自答して近くのドラッグストアーへ飛び出した。外は陽射しが強くなり外国人団体観光客で溢れている。数種、薬を買い求めて会場へ戻る。今から思えばハウスダストなのだろう、館内の空気に触れると咳き込んだ。早速、 薬を流し込み、体力温存で会場内を歩き回らず席から応援に徹した。30分すると薬が効いてきたせいで咳は治ってきた。メンタル的にも上向き加減になっているのが分かるほどだ。
エントリー時間が間近に迫ってきた。銃を荷解き、本格的な用意に取り掛かる。ジャケットを着込んでしまうと椅子に座る事は出来ない立ちっぱなしの状態になる。水分補給もほどほどに試合終了まで過ごす方が何かと得策だろうか。この頃には嘘のように咳も治っている。とはいえ油断禁物。のど飴でやり過ごした。
エントリー開始、弾速チェック等の銃検査。ジャケット一式着込んでの試射となる。試射は「10発」。
幸いに自分のブルズアイ射座で試射が出来た。ところが1発目、この試射が右よりへ行く?
2発目も同じだ? 何か腑に落ちない? 何か変わってしまったのか? 不安が過ぎる。というのもこの一週間、銃を触れる事が出来なかった。その為、良しとしたのは一週間前の練習時にOKとしたものだ。「ここに来てこれでは…」と感じながらスコープを覗き込む。すると「!!!」的な閃きが走った。というのもこの日の為にひとつだけジャケットに手を加えている。それが原因なら対応は早い。
「不充分な覗きだ ! …..、これをこうして…」と覗き方を変えた。その後に放った1発は見事にど真ん中を射抜くほどだった。「コレよ、コレ!! 忘れてどうする !!」これ以上放ってもこの日の体調と体力、そして精神衛生上良くないと判断して3発で試射は終えた。試合開始まで30分以上あるが、既に皆、臨戦体制に入ってる。口数少なく、目も合わさない。
待機時間はあっという間に過ぎて試合開始となる。
プレート・スタートだ、気合いが入っている。号令と共に装弾して、スコープを覗き込む。やはり覗きが完璧だと気分が良く、放っても思い通りの場所へ着弾している。マズルの落ちも皆無で気分は良い。耳には同じグループの早すぎるのではと思うほどのターゲット・ヒットオンが入ってくるがそれはそれ。自分の射撃に集中だ。1分で白身5的を撃ち終え、立ち位置を移動してジャマーの3的に臨む。時間は充分ある。雑念無く集中して第一プレートを終えた。言うまでもなく満射だ。おそらくこの射群で最も時間を掛けて撃っていたようだ。
続く第二プレートも同じ時間配分で白的を終えた。「少し雑すぎるから慎重に」と呟き、ジャマーと対峙する。ゆっくりとした動きだが明らかに第一プレート時には無い動きが加わっている。脳裏では夏の酷暑高温の中、練習を重ねた自分がいる。「アレを乗り越えたのだから怖いものは無い」。小ジャマーは時間をたっぷりと掛けて射抜いた。得点確認のサインをする手は震えていない。気持ちよく最後まで戦えた事に満足だった。
次は、ムーバー。実をいうと少し苦手意識が生まれつつある競技だ。連続するので変調が出てミスると立て直しは難しい。でも、プレート満射の手応えから、策は講じてある。スタンスを広めにとって銃をある一定の位置で保持する等、策は多い。
試射が始まった。往路はOK、復路はミスった。それも外す筈がない万全の場所でターゲットの後ろへ着弾した。こうなると作戦変更だ。往路は今まで通りの狙点で、復路は未来撃ちを志した。(進行方向の先端撃ち=未来撃ち)。第一ムーバーは集中力が高まっていたせいもあり、あっという間に終了した。(まだ、5回しか撃ってないのにもう終了? と、感じていたほどだ)。ヒットしても当たり前、外すと駄目よとつぶやいてはいたがこうも上手く事が運ぶとは思っていない。この時は高い集中力で何も感じ得なかったようだ。
すぐさま第二ブルズがスタートした。往路の2回目か3回目か、ほんの少し行き急いだ雑念が入り早打ちになった。意図しない完全なミスだ。ところが弧を描いたBB弾の軌跡がターゲットの最も膨らんだ部分をかすめたようで赤ランプが点いた!!
しかし、倒れるほどの勢いはなくそのまま左へ走っていった。「今、ランプ点いた。ジャッジに確認だ」と感じた瞬間に「今のはヒットです!!」とジャッジの声が聞こえた。思わず「ありがとうございます」と返す。「ミスなく撃つ!!」改めて気持ちを引き締めて競技を終えた。終えた後で気付いた事だが、ターゲットを肉眼で視認する事なく、床からムーバー機器に向かって伸びていた縦ラインのターゲット下を目測して撃っていた感じだ。息継ぎも良く呼吸の乱れは無く、サインする手も震えていない。
はたと我に帰ると良い意味ヤバさいっぱいの現状(プレート&ムーバー満射)を実感していた。残るはブルズアイ、そして、200点チャレンジとなる。
ブルズアイの射座に入り、ターゲット位置、立ち位置等チェック項目は多い。ブルズアイがスタートする。2発までは良い。そして、雑念ノイズが入った3発目に事は起きた。ミスだ。着弾点は…5点圏内にあるが運良ければ8点ライン・タッチで8点かと思われるようなあやふやな部分。「気後れするな! ミスはミス!」、「アレは8点だ」と言い聞かせ、残りを撃ち込んだ。そして、ジャッジ回収の第一ブルズ的の着弾チェックはスルーした。
第一ブルズは自己採点で勝手に「48点」と思い込んだ。手応えは良い。ミスした原因は弾のせいもあるだろうから第二ブルズは丁寧な動作を志そうと思った。第二ブルズがスタート。1発目はとても良い。2発目は「え! そこに行くか? やはり弾要因もあるな!?」と感じた8点だった。3.4発目は問題ない。そして、5発目。手応えありで10点圏に着弾した。思わず後ろを振り返りVTRを回していた仲間にガッツポーズを送った。
レンジアウトすると「アレ、5点でした」と思わぬ声掛けに??? 。本人は48.48の96を撃っているから感覚に囚われている。あれが「5点」とはまだ信じられない。採点場で名前を呼ばれて愕然、一見しても明らかに5点と分かる部分に着弾点があった。気落ちするが採点終了までは気が抜けない。ところが採点ジャッジは「8点」と書き込む? 「いやいや、これは5点です」と正して第一ブルズは45点。第二ブルズは48点、合計 93点の採点となった。

悔しくて悔しくて仕方ないが最後まで冷静に撃てた事に対する感謝の念の方が強い。そして、最終5発目に脳裏に響いた射撃の女神の声、これも忘れない。
結果、プレート60点/満射、ムーバー40点/満射、ブルズアイ 45-2x / 48-2x # 93-4x、合計193-4x。フリー/マスターバッジ昇格となりました。

この先、何度もこの局面に出会うでしょう。それを乗り越える力を宿す為、日々精進を積み重ねていきたいと思った日でありました。
明日は、ハンドガン分析です。
続く...
2024年09月27日
2024 JASG/APS本大会_Rifle分析編

この時期恒例となったJASG / APS本大会が、
2024/9/21土曜 ~9/22日曜の二日間開催された。
リザルト公開から一週間経過、
数度訂正更新が入っているので、
これ以上の更新は行われないと
感じたので恒例のデータ分析を行う。
まずは9/21土曜のRIfle Classから。
参加人数は下図から
↓↓↓

これにカテゴリー別の各競技アベレージ得点(四捨五入)と
MAX得点をみる.....
↓↓↓


2024/9/21土曜 ~9/22日曜の二日間開催された。
リザルト公開から一週間経過、
数度訂正更新が入っているので、
これ以上の更新は行われないと
感じたので恒例のデータ分析を行う。
まずは9/21土曜のRIfle Classから。
参加人数は下図から
↓↓↓

これにカテゴリー別の各競技アベレージ得点(四捨五入)と
MAX得点をみる.....
↓↓↓


MAX得点ではFree、Open共に大きな違いは見られない。
注目はブルズアイのアベレージだろう。
OpenがFreeより10点ほどアベレージ点数が高い。
カテゴリー別で参加している頭数で単純に割り算しているが、
10点の差は大きい。
数値を見る限りでは、
今季のFree射手に対して何か大きな要因があったのか?
と勘繰ってしまう。
明日は参戦したFreeクラスでの備忘録を綴ろうと思う。
注目はブルズアイのアベレージだろう。
OpenがFreeより10点ほどアベレージ点数が高い。
カテゴリー別で参加している頭数で単純に割り算しているが、
10点の差は大きい。
数値を見る限りでは、
今季のFree射手に対して何か大きな要因があったのか?
と勘繰ってしまう。
明日は参戦したFreeクラスでの備忘録を綴ろうと思う。
続く...
2024年01月01日
2024年、新年ご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
中途半端なブログ掲載で12月は終わってしまいました。
実は業務繁忙期の中、
ネットショッピング詐欺に遭いました。
新年落ち着いてから消費生活センターと
警察に被害届を出そうと思います。
折を見て、ブログは再開予定ですので
ご安心ください。
では、本日はここまで !!
本年もよろしくお願い致します。
中途半端なブログ掲載で12月は終わってしまいました。
実は業務繁忙期の中、
ネットショッピング詐欺に遭いました。
新年落ち着いてから消費生活センターと
警察に被害届を出そうと思います。
折を見て、ブログは再開予定ですので
ご安心ください。
では、本日はここまで !!
2023年12月14日
MANTIS #ライフルサポート9 #押し込み
今回はMANTIS スパイダーチャートで10-11時方向の激発問題点を提示する。
↓↓↓

今回はこの部分のトレースビューも掲示する。

黄色のバツ印で激発しているから、ターゲットへの着弾はもっと左寄りになっているだろうか?
コーチング画面はこの様なものだ。
↓↓↓

「<<< トリガー側の手で押し込み >>>
銃口がこのエリアに向くのは次の原因が考えられます
・トリガーコントロール側の手で押している
・反動の予期
以下、原因の説明となります。
"トリガーコントロール側の手で押している"と は射撃時にピストルグリップを前に押し出している事です。この問題を矯正するには、ピストルグリップを握手をするように握りましょう。 ピストルグリップは包み込むようにしっかり握 る事が大事ですが、押したり引いたりしてはい けません。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発するまで一定に安定して引けるようトリガープレス の練習をしましょう。どのようなシューターで あろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
正直、ライフルグリップへの「握り意識」は、ハンドガンと比較すると「意識が薄い」と言わざる得ない。トリガーへの意識が優先される為だろうか ? 反復練習、良きイメージを求め、練習を積み重ねる。
本日は、ここまで。
↓↓↓

今回はこの部分のトレースビューも掲示する。

黄色のバツ印で激発しているから、ターゲットへの着弾はもっと左寄りになっているだろうか?
コーチング画面はこの様なものだ。
↓↓↓

「<<< トリガー側の手で押し込み >>>
銃口がこのエリアに向くのは次の原因が考えられます
・トリガーコントロール側の手で押している
・反動の予期
以下、原因の説明となります。
"トリガーコントロール側の手で押している"と は射撃時にピストルグリップを前に押し出している事です。この問題を矯正するには、ピストルグリップを握手をするように握りましょう。 ピストルグリップは包み込むようにしっかり握 る事が大事ですが、押したり引いたりしてはい けません。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発するまで一定に安定して引けるようトリガープレス の練習をしましょう。どのようなシューターで あろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
正直、ライフルグリップへの「握り意識」は、ハンドガンと比較すると「意識が薄い」と言わざる得ない。トリガーへの意識が優先される為だろうか ? 反復練習、良きイメージを求め、練習を積み重ねる。
本日は、ここまで。
2023年12月13日
MANTIS #ライフルサポート8 #トリガージャーク
本日はお馴染みとなったスパイダーチャートの3時方向対するMANTIS コーチングを提示する。早速、青線囲み部分をタップして次の画面を見てみよう。
↓↓↓

表示されたのはこの画面、久々の英語表記だ。
↓↓↓

表題の「トリガージャーク」とは何か?
Google AI で問い合わせると次の答えが返ってきた。
↓↓↓
「Trigger Jerk(トリガージャーク)又はTrigger Jerking(トリガージャーキング)。 トリガーを絞る様にではなく一気に引き切ることをいい、特に拳銃ではブレに繋がりやすい。 」
後半部分の「特に拳銃では」と限定しているが個人的見解は「銃器では」と思っている。日本語ローカライズされずに英語表記なのは、国内利用者に対してはそれほど発生していない事象なのだろう。英語表記をしても理解できないので、ここはGoogle 翻訳に頼ることにする。
「<<< トリガージャーク >>>
この領域の動きは、次のいずれかによって引き起こされている可能性があります。
• トリガーを引く
• 発射肘の動き
• ヘッド圧力の変化
• ばね指が多すぎる
以下に問題の詳細を説明します。
「トリガーを引く」とは、適切なテクニックに注意を払わずにトリガーを握ることを意味します。 トリガーコントロールとは、弾丸が銃口から離れるまで適切な照準と適切な安定性を維持しながら武器を発射する行為です。 この問題を解決するには、トリガーをスムーズに押し、ガンが発砲するまで継続的に圧力を加えます。 シューターの発砲速度に関係なく、トリガーコントロールは常にスムーズです。 トリガーを押してもそれ以上の動きはありません。 ショットが発射された後は、トリガーをゆっくりと、トリガーがリセットされる時点まで離してください。
「射撃肘の動き」とは、射撃中に射撃肘の位置が一定ではなかったことを意味します。 この問題を修正するには、主手の肘を自分の姿勢 (例: 座っている、うつ伏せなど) に適した位置に置き、所定の位置に固定します。 いつでも肘の位置を動かさないでください。
「頭部圧力の変動」とは、発砲プロセス中に射手の頭部が銃床に不均一な圧力を加え、ライフルが動いてしまうことを意味します。 この問題を修正するには、ヘッドの全重量をストックの上に置きますが、どの方向にもヘッドを押し付けないでください。 照準装置を通して最適な視界を得るために、頭の位置は可能な限り直立しています。
「人差し指が多すぎる」とは、人差し指によって加えられる圧力が不均一であることを意味します。 この問題は、人差し指をトリガーに正しく配置していないことが原因で発生します。 この問題を解決するには、トリガー上の自然な位置に指を置きます。 トリガー上に指を自然に置くことで、トリガーに後方圧力を加える際に最高の機械的利点が得られます。
」
内容的には先日、提示した「#指掛不足」に酷似していると感じた。全て肝に命じよう。ライフル射撃の奥深さは常にクールだ。
本日はここまで。
↓↓↓

表示されたのはこの画面、久々の英語表記だ。
↓↓↓

表題の「トリガージャーク」とは何か?
Google AI で問い合わせると次の答えが返ってきた。
↓↓↓
「Trigger Jerk(トリガージャーク)又はTrigger Jerking(トリガージャーキング)。 トリガーを絞る様にではなく一気に引き切ることをいい、特に拳銃ではブレに繋がりやすい。 」
後半部分の「特に拳銃では」と限定しているが個人的見解は「銃器では」と思っている。日本語ローカライズされずに英語表記なのは、国内利用者に対してはそれほど発生していない事象なのだろう。英語表記をしても理解できないので、ここはGoogle 翻訳に頼ることにする。
「<<< トリガージャーク >>>
この領域の動きは、次のいずれかによって引き起こされている可能性があります。
• トリガーを引く
• 発射肘の動き
• ヘッド圧力の変化
• ばね指が多すぎる
以下に問題の詳細を説明します。
「トリガーを引く」とは、適切なテクニックに注意を払わずにトリガーを握ることを意味します。 トリガーコントロールとは、弾丸が銃口から離れるまで適切な照準と適切な安定性を維持しながら武器を発射する行為です。 この問題を解決するには、トリガーをスムーズに押し、ガンが発砲するまで継続的に圧力を加えます。 シューターの発砲速度に関係なく、トリガーコントロールは常にスムーズです。 トリガーを押してもそれ以上の動きはありません。 ショットが発射された後は、トリガーをゆっくりと、トリガーがリセットされる時点まで離してください。
「射撃肘の動き」とは、射撃中に射撃肘の位置が一定ではなかったことを意味します。 この問題を修正するには、主手の肘を自分の姿勢 (例: 座っている、うつ伏せなど) に適した位置に置き、所定の位置に固定します。 いつでも肘の位置を動かさないでください。
「頭部圧力の変動」とは、発砲プロセス中に射手の頭部が銃床に不均一な圧力を加え、ライフルが動いてしまうことを意味します。 この問題を修正するには、ヘッドの全重量をストックの上に置きますが、どの方向にもヘッドを押し付けないでください。 照準装置を通して最適な視界を得るために、頭の位置は可能な限り直立しています。
「人差し指が多すぎる」とは、人差し指によって加えられる圧力が不均一であることを意味します。 この問題は、人差し指をトリガーに正しく配置していないことが原因で発生します。 この問題を解決するには、トリガー上の自然な位置に指を置きます。 トリガー上に指を自然に置くことで、トリガーに後方圧力を加える際に最高の機械的利点が得られます。
」
内容的には先日、提示した「#指掛不足」に酷似していると感じた。全て肝に命じよう。ライフル射撃の奥深さは常にクールだ。
本日はここまで。
2023年12月12日
MANTIS #ライフルサポート7 #指掛不足
在る日のAPSライフル練習時に20発ほどBB弾を撃った時のMANTIS App / スパイダーチャート。
疲れている日は何をどうやっても思う様な結果は望めない様だ。今回は9時方向への激発が多い。果たしてMANTISからのコーチングは如何なものか?
↓↓↓

青線囲み部分をタップするとこの様な画面に移動した。
↓↓↓

「<<< 指掛不足 >>>
この部分の動きは次の理由によるものです。
1_頭が銃にかける圧力の違い : 頭が銃床にかかるときの圧力の違いで銃が動きます。これを直すには、頭の全体重を銃床にかけるがどの方向にも押さないこと。頭の位置はできるだけ水平にすることで、照準器が狙いやすくなりま す。
2_トリガーをひく方の肘の動き : 撃つときに肘の場所が違うことで、射に影響を与えます。これを直すには、射形の正しい位置に戻してください(伏射、立射等、射撃姿勢によって 違います)。
3_トリガーの引き方 : 正しい方法ではない方法でトリガーを引くこと。トリガー制御とは正しく安定した射形を弾が銃口から発射されるまで保つことです。これを直すには、トリガーに一定の速さで安定した圧力をかけることが必要です。発射の速さにかかわらず、トリガー制御は常に一定の速さで行わなければなりません。トリガーを引く以外の動きがあってはいけません。発射後は、トリガーを徐々にリセットの位置まで戻し下さい。
4_トリガーの指のかけ方 : トリガーにかかる指の圧力に差があること。人差し指のトリガーのかけ方が間違っているときにお こります。これを直すには、自然にトリガーにかかる位置に指を置いてください。自然な位置で引くことで、最大の利点が得られます。」
トリガー操作が要の精密射撃。その基本動作が身に付いていない。本当にライフル射撃は奥深い。故に楽しいが、何分にも狙って当てる基本に立ち返り反復練習していこう。
本日はここまで。
疲れている日は何をどうやっても思う様な結果は望めない様だ。今回は9時方向への激発が多い。果たしてMANTISからのコーチングは如何なものか?
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青線囲み部分をタップするとこの様な画面に移動した。
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「<<< 指掛不足 >>>
この部分の動きは次の理由によるものです。
1_頭が銃にかける圧力の違い : 頭が銃床にかかるときの圧力の違いで銃が動きます。これを直すには、頭の全体重を銃床にかけるがどの方向にも押さないこと。頭の位置はできるだけ水平にすることで、照準器が狙いやすくなりま す。
2_トリガーをひく方の肘の動き : 撃つときに肘の場所が違うことで、射に影響を与えます。これを直すには、射形の正しい位置に戻してください(伏射、立射等、射撃姿勢によって 違います)。
3_トリガーの引き方 : 正しい方法ではない方法でトリガーを引くこと。トリガー制御とは正しく安定した射形を弾が銃口から発射されるまで保つことです。これを直すには、トリガーに一定の速さで安定した圧力をかけることが必要です。発射の速さにかかわらず、トリガー制御は常に一定の速さで行わなければなりません。トリガーを引く以外の動きがあってはいけません。発射後は、トリガーを徐々にリセットの位置まで戻し下さい。
4_トリガーの指のかけ方 : トリガーにかかる指の圧力に差があること。人差し指のトリガーのかけ方が間違っているときにお こります。これを直すには、自然にトリガーにかかる位置に指を置いてください。自然な位置で引くことで、最大の利点が得られます。」
トリガー操作が要の精密射撃。その基本動作が身に付いていない。本当にライフル射撃は奥深い。故に楽しいが、何分にも狙って当てる基本に立ち返り反復練習していこう。
本日はここまで。
2023年12月10日
MANTIS #ライフルサポート6 #非利き手
今回は狙点より7時方向(青丸囲み部分)での激発に対するMANTIS からのコーチングを提示する。

スマホ画面のスパイダーチャートの指定部分をタップすると次の画面が提示される。
↓↓↓

おや? 既に日本語へローカライズされている、ということは国内利用者でこの事象が多いという事を示しているのだろう。
「<<< 非利き手で引っ張っている >>>
銃口がこの位置に向くのは次の原因が考えられ ます:
・非利き手で銃を引っ張っている
・反動の予期
以下、原因と対策です。
"非利き手で銃を引っ張っている"とは、非利き手で銃を下向きに引いている事です。これを矯正するには、非利き手は自分の体に対しライフルを真っ直ぐに引く事です。特にサムフォワードグリップをする場合には、銃が下を向いてしまうまで親指に力を掛けないようにしましょう。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発する まで一定に安定して引けるようトリガープレスの練習をしましょう。どのようなシューターであろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
確かに当方がライフルを構える時は、左手で握りに近いスタイルになっている。知らず知らずのうちに親指に力が加わっていたのだろう。ライフルのトリガーコントロールは個人的に課題になっている案件だ。意識して反復練習を実行する。
本日はここまで。

スマホ画面のスパイダーチャートの指定部分をタップすると次の画面が提示される。
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おや? 既に日本語へローカライズされている、ということは国内利用者でこの事象が多いという事を示しているのだろう。
「<<< 非利き手で引っ張っている >>>
銃口がこの位置に向くのは次の原因が考えられ ます:
・非利き手で銃を引っ張っている
・反動の予期
以下、原因と対策です。
"非利き手で銃を引っ張っている"とは、非利き手で銃を下向きに引いている事です。これを矯正するには、非利き手は自分の体に対しライフルを真っ直ぐに引く事です。特にサムフォワードグリップをする場合には、銃が下を向いてしまうまで親指に力を掛けないようにしましょう。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発する まで一定に安定して引けるようトリガープレスの練習をしましょう。どのようなシューターであろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
確かに当方がライフルを構える時は、左手で握りに近いスタイルになっている。知らず知らずのうちに親指に力が加わっていたのだろう。ライフルのトリガーコントロールは個人的に課題になっている案件だ。意識して反復練習を実行する。
本日はここまで。
2023年12月09日
MANTIS #感知低下_新たな対処方法 ライフル編
APS 練習会後、居残り特訓の合間を見計らい MANTIS App のAPS-2ライフル・アルゴリズムを作り直すことにした。10月のアプリ・バージョンアップで「NON DETECTING SHOTS」で自動修正されたアルゴリズムを生成することが出来る。サポートのローガンが造ってくれたアルゴリズムデータはAPS-2 OR をドライ・ファイアしたデータからの生成アルゴリズムだった。
今回は思うところあって、BB弾実射撃時のアルゴリズムを生成したいと考えた。「NON DETECTING SHOTS」を順調に進めていき、最終画面が出て唖然とした。
これは一体どうゆうことなのか?
「Create personalized Mode」をタップして数秒後、成功したらしく新しいアルゴリズムが生成されていた。(4番目に「 Live Fire 」が在るがデバイスを認識するとX2では表示が消える )

その後、夕方まで「APS-2 OR for NGC SPC」アルゴリズムを使用して特訓で撃ち込んだ。結果は100%感知では無く不思議だが96%程度 ? 原因は定かではない。こうなるとデバイスの不具合を疑わざる得ない。しばらくは様子見とする。
本日はここまで。
今回は思うところあって、BB弾実射撃時のアルゴリズムを生成したいと考えた。「NON DETECTING SHOTS」を順調に進めていき、最終画面が出て唖然とした。

これは一体どうゆうことなのか?
「Create personalized Mode」をタップして数秒後、成功したらしく新しいアルゴリズムが生成されていた。(4番目に「 Live Fire 」が在るがデバイスを認識するとX2では表示が消える )

その後、夕方まで「APS-2 OR for NGC SPC」アルゴリズムを使用して特訓で撃ち込んだ。結果は100%感知では無く不思議だが96%程度 ? 原因は定かではない。こうなるとデバイスの不具合を疑わざる得ない。しばらくは様子見とする。
本日はここまで。
2023年12月08日
MANTIS #感知低下_対処方法と報告 ライフル編
APSライフルに関してはサポートのローガンが造ってくれたMANTIS アルゴリズムを使用して検証を行った。
ハンドガンと同じ様に試合形式でのBB弾実射撃。昼過ぎで外気温は13~14℃、快晴で陽射し良好で外壁が暖められているのと外気遮断で窓を閉め切り。ストーブの効果もあり室温は20~23℃。壁に掛かっている温度計付き時計は「26~27℃」を示している。電池残量はX2 72%、スマホ 72%。温度が低下すると人も機械もエナジー消費が多いと聞くが、この日はそうでもないらしい。
ハンドガンのアルゴリズムの設定数をライフル・アルゴリズムにも当て込んだ。練習開始前の試射に関しては全て感知を確認している。ハンドガン同様に雑なシリンダー操作で金属筐体にシリンダー・ハンドルがぶつかると感知するという鋭敏さ。
結果、ブルズアイとプレートは問題無しでALL感知。しかし、ムーバーに至っては「全22」のうち「感知=16、無感知=6」。 やはり何らかの問題を抱えていると思わざる得ない結果になった。引き続き「感知」に関しては注意深くデータ解析を行なっていく。
本日はここまで。
ハンドガンと同じ様に試合形式でのBB弾実射撃。昼過ぎで外気温は13~14℃、快晴で陽射し良好で外壁が暖められているのと外気遮断で窓を閉め切り。ストーブの効果もあり室温は20~23℃。壁に掛かっている温度計付き時計は「26~27℃」を示している。電池残量はX2 72%、スマホ 72%。温度が低下すると人も機械もエナジー消費が多いと聞くが、この日はそうでもないらしい。
ハンドガンのアルゴリズムの設定数をライフル・アルゴリズムにも当て込んだ。練習開始前の試射に関しては全て感知を確認している。ハンドガン同様に雑なシリンダー操作で金属筐体にシリンダー・ハンドルがぶつかると感知するという鋭敏さ。
結果、ブルズアイとプレートは問題無しでALL感知。しかし、ムーバーに至っては「全22」のうち「感知=16、無感知=6」。 やはり何らかの問題を抱えていると思わざる得ない結果になった。引き続き「感知」に関しては注意深くデータ解析を行なっていく。
本日はここまで。
2023年12月07日
MANTIS #感知低下_対処方法と報告 ハンドガン編
12/3 日曜日に東所沢 バトンシューティングレンジで行われた「APS 定例練習会」へ参加。冬の冷え込みも今シーズン更新ということで、以前書き込んだ MANTIS 感知力低下に対するテストを行った。外気温は4~6℃、室温は入室時8℃。寒さ対策でストーブに火を入れて室温は上がるが14℃程度。寒さで手先は悴み(かじかみ)、トリガーの感覚が鈍る環境下だった。
まずはAPSハンドガンから。現在使用しているAPS銃は「MZ APS-3 OR」に同社LEシリーズで搭載されている「テフロンコーティングバレル」を換装。ストライカー、シアーA 及びシアーBを蔵前工房舎の「SUSパーツ」へ換装しているカスタムバージョンになる。
MANTIS X2のドライ・ファイア専用デバイスを取り付け。MANTIS Appのアルゴリズムは「NON DETECTING SHOTS」から生成した「APS-3 専用アルゴリズ」を使用。アルゴリズム内にある2つの詳細設定(最低スコアーライン、ショット検出遅延)の数値を変更した。詳細は以下の通り。
設定前↓↓↓

再設定後↓↓↓

最低スコアーラインを75から10へ設定。
ショット検出遅延を0.5から1.0へ設定。
APS定例練習という事もあり、BB弾実射撃で感知の様子を見た。じっくり狙って、じっくりトリガーを絞り込むAPS ハンドガン競技のブルズアイ、シルエットに対しては100%感知する。最低スコアーラインを「10」という設定に変更した為、雑なコンブレスト動作を行うと、そのショックをドライ激発と感知するMANTIS X2。誤動作でのデータは後々のスコアーに影響するので競技終了後に削除した。
多少の問題有りはプレート競技に関しての感知。ターゲット数が「15」在るうちの「1発」を感知出来ていない? 全体から見れば「1/15」で感知不備は「6%」だが、 この程度の感知ミスをジャイロセンサーが見逃すはずはない。と考えるのが当方の見解だ。なお、今回の電池残量はMANTIS X2 が 75%。使用スマホは78% だったと付け加えておく。
ともあれ、前回の様な感知低下は見られず向上したように思えるが、何かしらの原因が関与して、その原因が不明な事が気になる。
今回はここまで。
次回、ライフルの感知検証を報告する予定。
まずはAPSハンドガンから。現在使用しているAPS銃は「MZ APS-3 OR」に同社LEシリーズで搭載されている「テフロンコーティングバレル」を換装。ストライカー、シアーA 及びシアーBを蔵前工房舎の「SUSパーツ」へ換装しているカスタムバージョンになる。
MANTIS X2のドライ・ファイア専用デバイスを取り付け。MANTIS Appのアルゴリズムは「NON DETECTING SHOTS」から生成した「APS-3 専用アルゴリズ」を使用。アルゴリズム内にある2つの詳細設定(最低スコアーライン、ショット検出遅延)の数値を変更した。詳細は以下の通り。
設定前↓↓↓

再設定後↓↓↓

最低スコアーラインを75から10へ設定。
ショット検出遅延を0.5から1.0へ設定。
APS定例練習という事もあり、BB弾実射撃で感知の様子を見た。じっくり狙って、じっくりトリガーを絞り込むAPS ハンドガン競技のブルズアイ、シルエットに対しては100%感知する。最低スコアーラインを「10」という設定に変更した為、雑なコンブレスト動作を行うと、そのショックをドライ激発と感知するMANTIS X2。誤動作でのデータは後々のスコアーに影響するので競技終了後に削除した。
多少の問題有りはプレート競技に関しての感知。ターゲット数が「15」在るうちの「1発」を感知出来ていない? 全体から見れば「1/15」で感知不備は「6%」だが、 この程度の感知ミスをジャイロセンサーが見逃すはずはない。と考えるのが当方の見解だ。なお、今回の電池残量はMANTIS X2 が 75%。使用スマホは78% だったと付け加えておく。
ともあれ、前回の様な感知低下は見られず向上したように思えるが、何かしらの原因が関与して、その原因が不明な事が気になる。
今回はここまで。
次回、ライフルの感知検証を報告する予定。
2023年12月05日
MANTIS #ライフルサポート5
在る日の APSライフル Free練習時。
こんなに良い時が在るのに
↓↓↓

12発放った結果は
↓↓↓

狙点のLow Right、4時5時部分での激発が多い。
この部分をタップするとMANTIS からのコーチングが出る。
↓↓↓

おや? 日本語にローカライズされてる? おそらく国内の使用ユーザーも同じ様な狙点ズレが数多く生じているのだろう。
全体表示はこんな感じだ。
↓↓↓

テキストのみ書き出そう。
「コントロールハンドで引き付けている
銃口がこのエリアに向くのは次の原因が考えられます:
・トリガーコントロール側の手で引っ張っている
・反動の予期
以下、原因の説明となります。
"トリガーコントロール側の手で引っ張っている"とは射撃時にピストルグリップを引き付けている事です。この問題を矯正するには、ピストルグリップを握手をするように握りましょう。 ピストルグリップは包み込むようにしっかり握る事が大事ですが、押したり引いたりしてはいけません。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発するまで一定に安定して引けるようトリガープレスの練習をしましょう。どのようなシューターであろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
これが 対人なら、俺は相手にやられているやも知れぬ。銃器に振り回されぬ様にコントロールを心掛けよう。
本当に奥深いライフル・コーチング、助かるよ、MANTIS。
本日はここまで。
こんなに良い時が在るのに
↓↓↓

12発放った結果は
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狙点のLow Right、4時5時部分での激発が多い。
この部分をタップするとMANTIS からのコーチングが出る。
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おや? 日本語にローカライズされてる? おそらく国内の使用ユーザーも同じ様な狙点ズレが数多く生じているのだろう。
全体表示はこんな感じだ。
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テキストのみ書き出そう。
「コントロールハンドで引き付けている
銃口がこのエリアに向くのは次の原因が考えられます:
・トリガーコントロール側の手で引っ張っている
・反動の予期
以下、原因の説明となります。
"トリガーコントロール側の手で引っ張っている"とは射撃時にピストルグリップを引き付けている事です。この問題を矯正するには、ピストルグリップを握手をするように握りましょう。 ピストルグリップは包み込むようにしっかり握る事が大事ですが、押したり引いたりしてはいけません。
"反動の予期"とは、射手が反動が来ることを予想して射撃のタイミングで縮み上がっていることを言います。これを矯正するには、激発するまで一定に安定して引けるようトリガープレスの練習をしましょう。どのようなシューターであろうとスムーズなトリガーコントロールが必要となります。」
これが 対人なら、俺は相手にやられているやも知れぬ。銃器に振り回されぬ様にコントロールを心掛けよう。
本当に奥深いライフル・コーチング、助かるよ、MANTIS。
本日はここまで。
2023年12月02日
MANTIS #ライフルサポート4

本日は6つの問題点の後半部分4~6を解説する。
「4_照準器に集中していない」とは、照準器の位置合わせではなく、主にターゲットに焦点を当てていたことを意味します。 これはアイアンサイトに当てはまりますが、ほとんどの光学系には当てはまりません。 この問題を解決するには、フロントサイトポストの先端を後部開口部と目の中心に合わせます。 フロントサイトポストに焦点を合わせ続けます。
5_「頭部圧力が不十分」とは、頭部がライフルの銃床から離れていることを意味します。 この問題を解決するには、ヘッドの全重量をストックの上に置きます。 照準装置を通して最適な視界を得るために、頭の位置は可能な限り直立しています。
6_「非発射エルボの位置が間違っている」とは、射撃プロセス中にサポートエルボが動いていることを意味します。 この問題を修正するには、サポートハンドの肘を自分の姿勢(座っている、うつ伏せなど)の適切な位置に置き、所定の位置に固定します。 いつでも肘の位置を動かさないでください。」
狙点からの6時着弾を回避するには全ての問題点を完全に理解して少しずつ修正を重ねるしかない。奥深いライフル・シューテイング、それゆえに問題点をクリアすると面白い。
本日はここまで。
2023年12月01日
MANTIS #ライフルサポート3

6つ在る問題点をコーチングしている詳細を見ていこう。
本日はそのうち1~3を表示する。
1.「ライフルを肩にかける」とは、射手が反動を予測して肩を前方に押すことを意味します。 この問題を修正するには、銃床を主肩にしっかりと配置します。 トリガーを引いたときにライフルを前方に押し込まないでください。
2.「フォロースルーが不十分」とは、射撃者がトリガーを押した後、射撃プロセスの要素の適用を継続しなかったことを意味します。 この問題を修正するには、反動を管理して回復し、トリガーをリセットし、照準位置と照準画像を調整し、再度射撃する必要性を評価します。
3.「不十分な呼吸制御」とは、発砲中に銃に動きを加えるために呼吸が許可されていることを意味します。 この問題を解決するには、さまざまな呼吸制御方法を試して、射撃スタイルや好みに最も適した方法を見つけてください。 ライフルを発砲している間、呼吸をしている場合もあれば、発砲中に息を止めている場合もあります。」
本当、ライフルは奥深い。本日はここまで。