2007年09月09日

Shooting_05

前回までのあらすじ
ファクトリー弾と見受ける38口径/4インチを撃ち終え、357Mag弾の世界へ。
さて、どうなる?

クーラーがガンガンに効いているはずの室内シューティングレンジのはずなのに緊張で腕は汗ばみ、額にも汗が滲む。右手首は汗ばんだせいで硝煙のスチールダストがビッチリと付き、金属臭いがする。

大先輩と交代して後方で待機、この時点で二人一組のシューティングでよかったと実感していた。休み無くシューティングしても闇雲にトリガーガク引き大会になるだけで満足ゆく時間が過ごせる訳じゃない。ましてや大金?叩いて南の島での貴重な時間を過ごしているので、後悔だけはしたくない。この時点でこの店を選択できた事に半分ほど?満足している私でありました。

大先輩とインストラクター兄さんとの長いアドバイスの時間。大先輩が2,3度首を立てに振り何かをOKした様子?ゆっくりと両手を上げる大先輩の手には先程とは違う銃?すこし長い?もしかして6インチ?

「チャキ..」とハンマーをロックする音がイヤープロテクターをしている耳に聴こえてくる。ターゲット位置も38口径の時より遠い? (倍以上は有るか?)

少し離れたレンジで38口径を打ち始めた有志諸子のシューティングサウンドが聴こえてきた。大先輩はまだトリガーを引いていない。どうしたんだろう?時間がスローモーションに入ってしまったと感じる。ハンマーはまだ落ちていない?

後方で見ているこちらもいつトリガーを引くのだろうかと思える程の時間、ほんの数秒がスローモーションになりかけた時、大先輩がトリガーを引いた。

「!!!!!?」

何とも形容しがたい大音響。今までに経験していない凄まじいサウンドがイヤープロテクターをした耳に響く! 6インチの銃口がスローモーションでも見ているような動きで見えた。.357Mag弾のキックバックは相当なものだ。アーチェリーの国体出場経験があると言う大先輩の両腕がキックバックを押さえきれていない。ベーバーターゲットは遥か彼方でゆっくりと揺れている?

形容しがたいシューティングサウンドに度肝を抜かれた有志4人。一瞬、ビグッと体をびくつかせながら音のした方向を振り向くさま。大先輩はシューティング後も6インチリボルバーを保持して、再びハンマーを引き起こしていた。

To be continued


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Posted by Master You  at 22:53 │Comments(1)記憶

この記事へのコメント
先の話し楽しみですわ〜♪確かに38スペシャルの後に357撃つと、なんだコレ!?全然違うぢゃんw(゚o゚)wになりますよね(^_^;)インドアレンジだと音が余計大きく感じますからね(^^)自分はスタームルガーのGP100の6インチでした。
Posted by 工場長 at 2007年09月09日 23:58
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