2010年03月22日

秋葉原APS情報部3月定例会#2

先日のBlogで「己にあるブレッシャーをかけました」と綴りました。これは今回、ジャッジを務めるシューター以外の競技を見る事無く自分のペースを造り出す事を基本としました。さて、次はシルエット競技です。ジャッジを務めさせていただいた方の競技内容は見事なものでした。サイティング、フォロースル等、それらを含む全ての動作に無駄な動きは有りません。淡々と冷静沈着に競技は進みます。こういうシューターのシャッジは気が入ります。この時点でGMがカスタムしているモノだと気付きました。ワイドパームレストに親指の受け皿、紛れも無いバリバリの蔵前カスタムとお見受けした。「もしかして...蔵前カスタムですね!」とお声掛けして驚いたのは、先週末に仕上がったばかり、本戦導入はお初との事face08 それにしてもこのお方、相当撃ち込まれているに違いない。カスタム後の銃の特性把握はちょっとやそっとでは無理だからだ!! 改めて匠社長の造り出すカスタムレベルの高さとパーソナライズ的な仕上げには恐れ入っりました...

今回は久しぶりにアイ・ブラインダーを使用です(半透明タイプ)。基本は8m→9m→10m→7m→6m順、スタンディング(STD)もプローン(PRO)も変わりありません。ブラインダーを装着する利点は「マスターアイ」での集中を最大に高められる為。そして、フロントサイト/集光サイトに焦点(ピント)を集約出来る為です。そして、ここでのお試しは「呼吸法」とトリガーを絞り込む感覚をイメージする事。トリガーの第一ステージをギリギリに絞り込み、最終のシアーの落ち具合を感覚的にイメージ出来る時、ターゲットをHitする確立が高いのです。

8mは、標準とするサイティングでHit ! face01

9mに狙いを定めます。「いい感じ...」と思いながらゆっくりとしている感覚でトリガーを絞りました。撃発と共にターゲット目指してBB弾が白い軌跡を描きます。しかし、皮肉にもターゲットの僅かに右をすり抜けます...「あー、見えちゃったよw」外したショックは言葉に出す事で精神的に緩和されます。

9m /3発目、「少ーし右だったねー...」そう呟きながらサイティングの誤差修正。慎重に狙いを定めながら呼吸を整えます。両手で構えているKSC/AP200Sのフロントサイトの揺れが小さく収まっていき、呼吸と重なりました。こんな時は実にゆったりとしたスローな時間に感じられます。そして、こんな時は外す事はありません!

10m /4発目、ターゲットが置かれているポールに対して体の正面軸を同期させます。スタンバイ姿勢から両手保持した銃をターゲットより上に位置させ、ゆっくり下方向へ下げていきます。呼吸も照準もトリガー感覚もイメージとおり撃発.....すると弾は9mを外した時と同じ方向に走りました?

10m/5発目、「うぁー、また、見えちゃった!」外したという感覚よりは弾がイメージ通りに走らず思わぬ方向へ行ってしまった、少し修正...という誤差修正をイメージに加えました。決して「当たれ!」なんて事は思わず、ボーっとした意識の中にいる感じです。結果は見事にHit。

及第点の「15点」は押さえましたが、この先ブローンが控えています。そして、競技前にブレッシャーを掛けられましたicon10

続く...





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Posted by Master You  at 21:01 │Comments(0)APS

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