2008年10月09日

APS#練習会04 

APSハンドガン競技の中で最も面白いと個人的に思っているのが、プレート競技。

しばらくの間、低迷していたこのハンドガン/ブレート競技に「ある発見と実証」を今回の練習会の最中に見いだしました。それは、気分転換とローテーション待ちの混雑を避ける為に行なっていたライフル/ムーバー競技の得点を見て、お声掛けいただいた前田さんの一言からインスピレーションを得た事です。

「いい感じですね...ライフル、ハンドガン共に各種内容は異なる競技です。全てを極めなければ高得点を極める事は出来ません。ひとつの競技には一つの技ですね。だから面白いでしょ...(同感です!) 他の2種も頑張ってくださいね...」と...


最も気になったのは、「異なる競技」という言葉? 当たり前と言えば当たり前ですが、「異なる?」と言う言葉にこの日は引っ掛かりを感じました。その答えに直結したのはあまりにも爆裂的にテンション上げまくりでいささか疲れを自覚し始めた頃、自然と無駄な力が抜けプレート競技で銃を構えた時のフォーム。「あれ、いつもこんなだっけ?」くらいな感覚で競技をスタート。一撃目を外して気合いを入れ直します。疲れはいろいろな所にカタチになって現れてきます。このステージでの照準もいつものそれとは違うもの。無意識な自分をコントロールするかの如く「よっし!」と呟きながらもターゲットを倒していく。終盤になって「これって調子良くないかい?」くらいな感覚に陥ります。その変化とコツを再確認したい為にしばらく時間をおいて再びプレートにトライ。

「疲れてるな! 腹も減っている。でも、絶対倒す!」


最終ステージ/ブレート6回目で倒したプレートの数は「12枚」。相変わらず外したBB弾はわずかながらの隙間を通り抜け後ろへとすり抜けていく。でも、これでいいんです。考えていた事は間違っていないんです。

あまりにも多くの練習をしてきた事と有名シューターの競技場面をトレースしすぎた自分に気付きます。

「理想的な自分也の射撃フォームとは一番無理なく、撃っていて心地よい瞬間なんだ! 」


全てのハンドガン競技に同じフォームは通用しません。異なる競技なのだから三種三要で立ち向かってしかるべし!

この発見と体感は大きな収穫です!!


続く...





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Posted by Master You  at 21:01 │Comments(2)APS

この記事へのコメント
プレート競技の感覚は、ボーリングのスペアを取る感覚に似ています。どちらも狙って倒しますが、時には失敗と思っても運に味方されることがあります。

3競技を同じフォームで撃つのは、無理ではありませんが、難しいでしょう。シルエットはプローンが必要です。ピンポイントのブルズアイとスピードが要求されるプレートでは、使う筋肉に違いがあるような気がします。

プレート競技で成績を上げるには、ある程度腕力を鍛える必要があります。これは、私の経験上からの答えです。
Posted by MAGI at 2008年10月09日 23:36
今回の練習会では、我武者羅になって撃ち込みしていました。緊張と疲労から解き放たれた時、無理のない自然なフォームになった気がします。

当方が「左目マスターアイ」の反対側生という境遇にある事も加味すると課題は山積み...

今後もご指導ください!

いやー、APSって本当におもしろい!!
Posted by master at 2008年10月10日 08:05
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