2008年07月10日

#6 耐久性

実は、このようになった事はこれで2回目ですface08
去年、大会前にも同じようになりちょっとヒヤヒヤicon10した覚えが有ります。しかし、当時の私としてはまだ分解を行なう技量もなく、APS-3の情報も少なかったのでそのままの状態で大会に参加しました。大会後、再発状態が頻繁に起こりました。当時はウッドグリップではなくオリジナルABSグリップでした。

ここで何が原因になったのか解明する必要が有ります。
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APS-3機関は、1.金属フレーム、2.ABS製と思われるチェンバーブロック、3.1と2をサンドイッチ状態に挟んでいるサイドプレートで形成されています。各部をつなぎ止めているのはピンと名称している短い金属棒とシャフトと名称される小さなボルトです。

そのフレームとチェンバーブロックの隙間にストライカーとセフティー、ストライカースプリングがセッティングされています。正常な状態であれば圧縮されたスブリング圧は、力の逃げる方向に全ての圧を押し戻すようにストライカーを走らせフレーム全部にある小さなインパクトピンを押し戻します。

でも何らかの原因でフレームとチェンバーブロックを繋ぐ部分に損傷が起きたとすれば、スブリング圧はその力が少しでも逃げる方向に圧を走らせます。仮に、その圧がチェンバーブロックを浮き上がらせる方向に逃げた場合、同時にストライカーはほんの少し浮き上がります。その浮きはシアーとストライカーの間にほんのわずかな隙間を造ります。その隙間が原因でシアーの突起でストライカーを止める事が出来ない場合...ストライカーは止めを失いスプリング圧で前に押し戻ります。しかし、全ての圧を全面に戻す事が出来ず通常時のようにインパクトピンを押し戻せなくなれば、またはタイミングを失って少しでも同期が取れなければ 空気圧は正常にインナーバレルに排出されません。

結果、威力が低下した空気圧はBB彈を通常時の弾道を描けなくなる。そしてそれが繰り返し行なわれ、スブリング圧を受ける事ができない限界に達した時、パーツのどこかが破損する。...と、まあー、こんな具合なのでしょう。

破損した部分は、チェンバーブロックがスブリング圧で押し上げられ最もストレスの掛かっていた部分だと思われます。そして、この状況を促進させたのが、おそらくナカヤ製ウッドグリップ。きちんと内部のバリを落とし各部作動を正常に行なえるように削り出ししていればこんな事も無かったのでは?

しかし、去年大会前後に起こった同じような現象はどう説明すべきか?疑うべきはパーツの耐久性にも有るのでは?

とにかく原因特定できたので良しとすべきでしょう...でも、肝心のパーツ入手は...

俺って、今年のAPS大会に参加できるのかicon10 (最悪は、もう一丁買っちゃいなicon16)


続く...


タグ :APSパーツ

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Posted by Master You  at 22:03 │Comments(0)APS

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