再始動!ガンシューティング!

#7 油断大敵

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最終競技はムーバー。午前中の試射時に少して手こずった覚えが有る。何となく散漫な気分を切り替える為、休憩をいれた。この時点でバッジ昇格はない。でも、モチベーションは落ちいてない。前向きな気持ちだけがカラ回りしているような事もない。今から思えば余り言葉も交わさず、一人でウロウロして気晴らしをしていたような記憶も有るが?

この時、YK親方から言われた言葉が引っ掛かっていた。それは「スタンス」。幅であり、位置であり、下半身を支える台座でもある。意識的に「こう有らねばならない!」という定義めいた事は「スタンス」に限り行なってこなかった。ある人のブログに寄れば、最近のAR(エアーライフル)のスタンスは、随分広めであり、肩幅以上は常識?というような記憶がある。後々の記述になるが、参考迄に気になっている上位選手のスタンスを写真に収めた。これは自分への戒めと共に宿題にしておこうと思う。

以前から少し煮詰まったら、気分転換の為、遠くを見る事にしている。この日は会場共同ロビーからもスカイタワーがよーく見える。天候は今朝の事(雪が振り積もっていた事)を思わせない、晴天に変わっている!

ロビーから会場へ戻ると、競技はスタートしていた。ムーバーの順番が来る。何気に和らぎ、緊張感を感じずレンジ入り、競技スタート。しかし、自分でもコントロールが狂ったようなトリガーミスを連発、一度狂ったリズムは1S終了迄、元に戻る事は無かった... 構えも中途半端、トリガーへの加圧は全く持ってNG、酷い有様だ! 1Sの結果をあえてジャッジへ問い合わす事もなく、深呼吸を1つして2Sが始まった。

1Sでの反省は、隣接するシューターがいず、当方の射撃準備が速い為にジャッジ号令が次第につられるように速くなっていった。ここは準備完了を伝える言葉を口にする事で、適切なリズムを造る場でもあるのだ。「速いな!」と感じた事でこちらの動作を1、2秒遅らせて間を取る事で2Sに入る。この作戦は見事に的を得ていたようだ。しかし...




続く...