2008年06月01日

Grip_9

以前、「Grip_5」にて拇指球(ぼしきゅう)についてふれました。今回は3種のグリップで拇指球(ぼしきゅう)が触れる部分を探ってみる事にしました。

拇指球(ぼしきゅう)は手のひら上で親指付け根の柔らかくふっくらした部分を言うようです。
Grip_9

ここでは分かりやすく親指から手のひらの生命線を境にした部分がどれだけグリップに触れているかをイラストで再現してみます。
Grip_9
こうして見ると分かりやすく、とてもおもしろいです。

個人的な見解ですが、この拇指球(ぼしきゅう)がグリップに収まる(触れる、乗せる)部分の面積がもたらす効果は、フィッシュテール部分とパームレスト部分の相乗効果を伴い、「ブレ」に対して絶対的な効果を発揮する部分ではないかと推測しています。

anatomical (アナトミカル=解剖学的)に細かに分析すると、手のひら全体がグリップに接している面積が多ければ良いというのでしょうか? (スキマ無くグリップを握る事が出来る面積が多ければ多い程良い?突き詰めれば「手に合っている=スキマがない?」)

靴に仮定すると、余計なスキマがある靴は、安定しない情報を脳に伝達します。また、窮屈な靴は足が触れる部分に余分なストレスを与えます。(豆や靴擦れが出来る。)

グリップにおいても同じ事が言えるようです。練習中、競技中に違和感を感じてグリップを握り直した事は有りませんか? サイティング中に突然、プルプルと小刻みに手が震えた覚えは? トリガーを引きたいのになぜか指が動かなかった事は? 脳内が手の情報を瞬時に判断いるにも関わらず、不安定な情報が次から次へと送り込まれ神経パニックを起こしているから、このような状況が生まれると推測しています。 これらの症状が出たときはグリップが自分自身にあっていない事を真っ先に疑うべきかもしれません?

続く...




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Posted by Master You  at 21:31 │Comments(0)APS

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