2008年05月31日

Grip_8

私がグリップにこだわるには、理由が有ります。

まずは、下の写真から。
Grip_8
マルゼンAPS-3からグリップを外した機関部です。すごくシンプルですね。多くの銃が機関部とグリップ部を合せる事によって1つ「銃」という形状が完成されます。機関部を直接握って操作する事も出来なく有りませんが、銃本来のパフォーマンスを発揮する事は有りません。これがパワーの有るエアー、火薬をエネジーとしたモノならそのパワーを受け止める事はできません。

グリッブは操作する人間と銃とを仲介、緩和、緩衝する役目を持っています。そして、機関部はその延長です。...と言う事は握った瞬間から銃はそのバレル先端迄、手の延長になると言っても過言ではありません。(個人的には決して言い過ぎではないと思っています。)

銃本来の性能をもっとも効率よく仕上げるなら扱う側に最適な環境を与えることが重要だと思います。ならば、仲介役のグリップをいろいろな角度から観察する事によって普段何気なく見逃している事を探っていこうと思った事がきっかけでここまで、こだわってしまいました。

もっとも、すべてはAPSにおいて高得点に向けての考察です。何かを成すべく成し遂げる為には個人の成長と共に豊富な知識の吸収、考察。そして、前進する心が必要だと考えた結果です。不甲斐無い成績を人生で残すなら起死回生で何かを残す努力は惜しみません。だって、そのほうがおもしろいし、何よりも好きです。そして、皆さんからの私の知り得ない情報が集まってくる。これもまたおもしろいと思うところです。

anatomical grips(アナトミカルグリップ=解剖学的グリップ)の存在理由、 カスタムグリップが存在するが為の心理的利点。その先にあるカスタムの存在理由。多くの皆さんがカスタムを好む理由もこの辺に有ると思います。実際、ワールドクラスの競技銃はもっと細かに分析解読、新技術導入が成され、この先、もっと進化すると思います。

たかがグリップ、されどグリップ。無くてはならない存在です。

続く.....




タグ :APSGrip

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Posted by Master You  at 22:00 │Comments(0)APS

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