2008年05月31日

Grip_7

ナカヤ製APS-3用ウッドグリップで最も特徴的なのは後部の造りです。
Grip_7

各部の測定値です。
Grip_7Grip_7

以前、勝手に名称付けした「フィッシュテール」部分。ナカヤウッドGの後部の形状はそれと呼ぶにはふさわしくない程に厚みが有ります。18mmあるフィッシュテール部分は後部から見ると圧巻です。APやFPなどの競技銃グリップと比べても「異様」とも言える形状に、入手当時は戸惑いを覚えました。
Grip_7


今度は正面からの計測値です。
Grip_7Grip_7

ナカヤ製ウッドGを握った瞬間は、マルゼン製ウッドGの様な指で感じた「!!」の様な感覚はありません。ただ、手の平のフィット感、グリップ部上部にある中指に当たる突起部分がいままで所有している2種で感じ得たモノとは全く違います。形とは裏腹に違和感は感じません。私的には他の2種より強く手にフィットしてる感じがします。その証拠に長時間握りしめても握り直すような事も有りません。トリガー位置変更により今迄以上にトリガープルも感じる事が出来ます? それに照準がずいぶん楽になりました?

後々分かった事ですが、コメントいただいた方々の助言をもとに自分也に解釈するにつれてその理由も分かりました。

あくまで推測の域を出ない話になりますが、ナカヤ製APS-3ウッドグリップの製作担当者からこのグリップに込められたメッセージを分析してみます。おそらく担当者さんは左目マスターアイの方ではないでしょうか。それと材質のブナ材で、フィッシュテールと名称付けた部分を初めから製品化する事は困難だったのではないかと推測しました。可能な事が困難だったからしなかったと言うべきでしょう。木材の年輪の走り方でその強度、ソリは推測以上に変化します。厚みを持たせることで製品化としての一貫性と完成度を保つ。無駄な製品を造り出さない。最終形状はそのユーザーの問題であり、グリップとしてのベーシックなモノを提供する。そういった事で世に出された製品のように思います。

私としては、このグリップに出会う事ができてよかった。そう感じさせる製品です。

もし、あなたが右利き、左目マスターアイのAPSユーザーで成績アップを狙うなら、手元にあってもよいパーツの一つだと思います。


タグ :APSグリップ

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Posted by Master You  at 18:00 │Comments(0)APS

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